リゾートトラストが第4回日経統合報告書アワードで優秀賞を受賞
リゾートトラスト株式会社は、名古屋市に本社を置く企業で、最近行われた「第4回日経統合報告書アワード」において、見事優秀賞を獲得しました。このアワードは日本経済新聞社が主催しており、統合報告書の質を評価する重要なイベントの一つです。
統合報告書の意義
リゾートトラストでは、企業の理念やアイデンティティに基づいた中長期的な価値向上を目指し、統合報告書を発行しています。この報告書は株主や投資家など、様々なステークホルダーに向けて、企業の価値創造プロセスを明確に示す役割を果たしています。特に2024年版では、人的資本経営やDX戦略、TNFDに基づく情報開示など、多角的な内容が盛り込まれています。
内容の充実
「統合報告書2024」では、リゾートトラストグループの価値創造戦略を中心にし、特に中期経営計画『Sustainable Connect』に基づく柱となる戦略や、コーポレート・ガバナンスについての取り組みが強調されています。具体的には、社外取締役と取締役が共に参加した座談会の内容も掲載されており、透明性を向上させる努力がうかがえます。
また、審査員からは報告書内でのKPI(重要業績評価指標)の提示が高く評価されました。特に、ホテルの会員権や稼働率、単価といった事業別の業績指標を示すことが、報告書の質を向上させる要素となっています。
企業の社会的責任
リゾートトラストの報告書は、同社が掲げる企業理念である「ご一緒します、いい人生~より豊かで、しあわせな時間を創造します~」に基づいた内容が強調されています。企業としての社会的責任を果たす姿勢がしっかりと具現化されており、特にESG(環境・社会・ガバナンス)に関する取り組みは、具体性と説得力を伴っています。
公式サイトでの閲覧
リゾートトラストの「統合報告書2024」は、公式ウェブサイトにて閲覧可能です。興味のある方は、是非下記のリンクからご確認ください。
統合報告書2024の閲覧はこちら
日経統合報告書アワードについて
「日経統合報告書アワード」は、1998年から実施されている日本企業の統合報告書の普及と充実を目的とした制度です。審査には金融機関のファンドマネージャーやアナリスト、学識経験者が関与しており、今年は496社・団体がエントリーしました。この競技の中で、総合グランプリや準グランプリが発表され、それに伴い優秀賞として46社が選ばれました。
企業概要
リゾートトラストは1973年に設立され、現在も成長を続けています。代表取締役社長の伏見有貴氏のもと、企業の理念に沿った価値創造に邁進しています。本社は名古屋市中区東桜に位置しており、資本金は195億90百万円(2024年3月時点)です。今後も多くのステークホルダーとの対話を通じて、企業価値の向上に努めていく所存です。