NOSが中小企業向けに新たなクラウドサービスを提供開始

日本オフィス・システム株式会社（以下NOS）が、成長を目指す中堅・中小企業に向けた新たなクラウドサービスを開始しました。今回発表されたのは、業務アプリケーションをクラウド環境で利用可能にする「FCCS 4NX会計」及びIBM iの基盤を提供する「FCCS iC2」の2つのサービスです。

NOSは、クラウド・コンピューティングの専門家として、企業が必要とするIT環境を一括で提供。これにより、顧客は初期投資の軽減や運用管理コストの最適化などのメリットを享受できます。

FCCS 4NX会計の特徴

この新しいサービスは、NTTコミュニケーションズが提供するBizCITYを利用し、NOSが独自に開発した「FineCrew NX会計」を基に展開されます。このサービスを利用することで、ユーザーは新たにサーバーやアプリケーションパッケージを購入することなく、効率的に会計システムを利用することができます。

NASは、BizCITY上に顧客の業務活動に最適化されたクラウド環境を構築し、オペレーション教育やアプリ設定の手助けを行います。業務がスタートした後も、アプリケーションに関する問い合わせ対応、定期的なバックアップ、監視、障害時のリカバリなど、トータルでサービスを提供し続けます。

FCCS iC2の特徴

「FCCS iC2」では、顧客が既に運用しているIBM i環境を、NOSが提供するIBM Power Systems内で稼働させることができます。顧客のニーズに応じた柔軟な運用と資源のオンデマンド提供が可能となり、ビジネスが拡大する際にも、資源の増強が容易に行えます。

稼働後には、バックアップや監視などの運用サービスも含まれ、IBM iを利用している企業の様々なニーズに応じたサポートを続けます。