日本初のインバウンド向け恋愛メディア『DatingApp JAPAN』登場
2024年12月24日、合コンマッチングアプリ『コンパイキタイ』を運営する株式会社トゥエンティトゥが、新たにインバウンド向け恋愛メディア『DatingApp JAPAN』を公開しました。このメディアは、日本に住む日本人が運営する海外向けの恋愛情報サイトとしては初めての試みで、特に注目が集まっています。
メディアローンチの背景
トゥエンティトゥは、過去にマッチングアプリデータベース『デーティングベース』や、合コン・街コン情報を比較する『グループマッチング研究所』を運営してきました。これらのサービスは、日本在住の人々に広く利用されており、特に『デーティングベース』は豊富な情報量から高い評価を得ています。
最近の日本のインバウンド市場は急速に成長しています。日本政府観光局(JNTO)のデータによると、2024年の訪日外国人旅行者数は過去最高を記録し、特に東南アジアの国々からの旅行者が増加しています。しかし、各国語で提供される情報サイトが不足しており、外国人旅行者が日本の恋愛文化やデートに関する情報を十分に得ることが難しい現状があります。そこで、現地に住むライターが執筆する『DatingApp JAPAN』が立ち上がったのです。
『DatingApp JAPAN』のターゲットと内容
『DatingApp JAPAN』は、日本に興味を持つ訪日外国人旅行者を主なターゲットにしています。訪日外国人は事前にインターネットを通じて、日本人の恋愛観や文化について知りたいと思っており、旅行前の情報検索は頻繁に行われます。これに応じて、『DatingApp JAPAN』は、訪日外国人が日本の恋愛文化に対する理解を深める手助けをすることを目指しています。
また、特筆すべきは『Nightlife(ナイトライフ)』という記事カテゴリーを設け、居酒屋やクラブ、バーなどの夜間観光情報も発信しています。日本政策投資銀行(DBJ)の調査によれば、訪日外国人においてナイトライフへの不満が上位に挙げられていますので、この情報提供が役立つと期待されています。
多言語対応の特徴
『DatingApp JAPAN』は、多様な言語に対応しており、特に東南アジアの言語を含む20の言語に適応しています。英語や中国語に加え、タガログ語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語などもカバーしている点が特徴です。これは、訪日外国人に対してより広範な情報を提供するための一環として捉えられます。
今後の展望
今後、トゥエンティトゥは『DatingApp JAPAN』のコンテンツを拡充し、利便性の向上に努めていく方針です。また、国内のメディアとの提携を進め、メディア自体の認知度を高め、多くの利用者を獲得することが狙いです。主な記事カテゴリーには、マッチングアプリ、結婚、デート、ナイトライフ、LGBTQ+などが含まれ、芸術的かつ多角的な視野で日本の恋愛文化を発信していきます。
まとめ
『DatingApp JAPAN』の登場は、日本の恋愛文化を訪日外国人に伝える新しいステージを提供することが期待されています。このメディアを通じて、より多くの外国人が日本人との交流を深め、豊かな旅行体験を実現できることを願っています。