フリーランス協会、社名変更で新たなスタート!
2025年11月から、現在の名称「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」から「一般社団法人フリーランス協会」へと変更されることが発表されました。この変更は、同団体が公式に認知されている略称を採用することで、より多くのフリーランス個人や関連団体とのコミュニケーションを円滑にし、幅広い支持を得るための意図が込められています。
社名変更の背景
フリーランス協会は2017年に設立され、以来、フリーランスの支援に取り組んできました。しかし、当初は「フリーランス」という言葉自体の認知度が低く、誤解も多かったのが現実です。そのため、協会ではフリーランスの正しい定義を明示し、フリーランスとフリーターの違いを明確に区別することに努めてきました。
当協会が定義したフリーランスは「特定の企業や団体に専従しない独立した専門家」とされ、個人事業主や副業を行う人々も含まれます。8年間の活動を通じて、多角的なアプローチでフリーランスの地位向上を図ってきた結果、約13万人に及ぶ会員を持つ国内最大のフリーランスコミュニティへと成長しました。
フリーランス法の施行とその影響
2024年11月には新たに施行されるフリーランス法がフリーランスの働き方とその地位を明確に定義しました。この法の成立は、フリーランス協会が掲げてきた「プロフェッショナル&パラレルキャリア」の理念がますます重要視されることを意味しています。したがって、社名変更はその一環として位置づけることができます。
商標登録出願について
同時に協会は、新しい名称とロゴの商標登録を出願しました。これにより、フリーランス当事者が安心して利用できるサービスの提供を目指し、信頼性を高める狙いもあります。商標登録の概要には、新団体名やサービスロゴが含まれており、これらがしっかりと守られることで、フリーランスコミュニティの価値がさらに向上します。
今後のビジョンと活動
フリーランス協会は「誰もが自律的なキャリアを築ける世の中へ」というビジョンを掲げており、その理念は今後も変わることはありません。フリーランスの活躍の場を広げるため、様々なプロジェクトや政策提言を行い、あらゆる働き方を支持する取り組みを進めていきます。
会員にとっての価値をさらに高め、共に成長していくための環境を整え、安心して働ける社会を実現するべく精進していくことが期待されています。
フリーランスの未来に向けた新しいステージへと一歩を踏み出すこの社名変更。今後の活動がどう展開されていくのか、引き続き目が離せません。