アスエネ株式会社が革新を実現
東京都港区に本社を置くアスエネ株式会社は、企業向けに提供するクラウドサービス「ASUENE」に、新たにAIエージェント「AI NIKOLA」を搭載したことを発表しました。
この「AI NIKOLA」は、CO2排出量やESGデータの管理に特化したナレッジAIとして開発されたもので、提案とサポートを行う伴走型のエージェントです。特に、専門知識がないユーザーでも簡単にCO2排出量の見える化や削減に取り組めるように設計されています。
コンサルティング型AIエージェントの必要性
最近、企業は環境問題に対する法規制が厳しくなっており、ESG対応が求められる中、多くの企業では業務負担や知識不足が問題になっています。そこで、アスエネはこれまでの経験と知見を活かし、「AI NIKOLA」を開発しました。この新機能は、従来のAIチャットボットとは異なり、実務レベルでの業務支援や専門的な解釈を行うことで、企業が抱える問題の解決に役立ちます。
「AI NIKOLA」は、CDP生成回答機能やアドバイザリーボードの知見を融合させたもので、業務のあらゆる面でサポートを提供します。報告書作成や改善提案、データ分析に基づく原単位の最適化など、幅広い機能を備えています。これにより、ユーザーはAIに詳しくなくてもすぐに利用開始でき、効率的に業務を進めることができます。
AI NIKOLAの主な特徴
「AI NIKOLA」には、様々な機能が搭載されています。具体的には以下の通りです:
- - タスクの実行:業務アクションを指示し、実行支援まで行います。
- - 専門解釈:制度や専門用語について詳しい説明を提供します。
- - 報告業務とAI連携:CDPなど各種報告の自動化や効率化に対応します。
これらの機能により、企業はサステナビリティの推進を効率的に行うことが可能になります。「AI NIKOLA」は、第2のAIコンサルタントとも言える存在であり、今後の進化が期待されます。
ASUENEの概要
「ASUENE」は、CO2排出量の見える化や削減、報告を行うクラウドサービスです。このサービスは、排出量の可視化や情報開示に加え、各種国際規制やイニシアチブに対応する高度なコンサルティングも行っています。 特に、業界内での導入実績は13,000社以上と、日本およびアジアにおいて最高の地位を誇ります。
サービスサイト:
ASUENE
アスエネの代表取締役CEOである西和田浩平氏は、「AI NIKOLA」を通じて、全ての企業が持続可能な未来に貢献できるよう支援していくと述べています。AI技術と専門知識の融合を図り、多くの企業のサステナビリティ経営を強力にサポートしていくことで、より良い世界の実現を目指しています。