東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.9が開催
11月16日、東京ビッグサイト会議棟前広場にて、若手クリエイターたちの才能が光るイベント、「東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.9」が開催されました。今年で9回目を迎える本イベントは、プロジェクションマッピングという空間映像技術の高度化と普及、そして将来のコンテンツ産業を担う人材の発掘・育成を目的としています。
「LIFE!」をテーマにした熱気あふれる作品上映
今年のテーマは「LIFE!」多くの応募作品の中から選ばれた22チームによる、独創的で感動的な作品が上映されました。大阪芸術大学、城西国際大学、大妻女子大学など、全国の大学や専門学校から集まった学生たちが制作した作品は、技術力の高さだけでなく、それぞれのチームが込めたメッセージが感じられる、見応えのある内容でした。
上映された作品の一部をご紹介します。
TEAM BLUE(大阪芸術大学)「Beginning of life」
AIもーしょん(城西国際大学)「New Life Style」
function twelve()(大妻女子大学)「蝶躍」
401号室!!(横浜デジタルアーツ専門学校)「REPAINT」
ぬぬぬぬ(東京造形大学)「廻~いのちの旅~」
Simoon(桜美林大学)「ENDLESS」
ツインツイン製作委員会(東京造形大学、武蔵野美術大学)「TWIN ×2 」
MISO「Poppy Jam」
Ciders(千葉商科大学)「IN彩度」
ドラゴンのエプロン(日本電子専門学校)「物語のアルペジオ」
Spica(日本工学院八王子専門学校)「AstronauT」
眠い者(千葉商科大学)「必要でしょうか?」
遊んでなんぼ(東京造形大学)「laugh」
君にハピあれ(専門学校日本デザイナー学院)「JOURNEY」
あんかけそば(関西学院大学)「Origin」
とぅいっぴー(日本工学院八王子専門学校)「Breath of Toys」
Light swarm(日本電子専門学校)「Change」
チャレンジ3年生(大同大学)「ZERO」
湧々(大阪芸術大学)「REPETITION」
田んぼのカモたち(東京コミュニケーションアート専門学校)「美しさの讃歌」
act3(立教大学)「Figure Comes to Life」
舵手の知性(東京コミュニケーションアート専門学校)「ADAPT」
これらの作品は、斬新な発想と高度な技術を駆使し、来場者を魅了しました。
熱い審査と受賞チーム発表
審査員による厳正な審査の結果、最優秀賞、優秀賞、そして東京ビッグサイト賞が発表されました。受賞チームには賞金やトロフィー、東京ビッグサイトでの定期上映権などが贈られました。審査基準は企画力、表現力、技術力、演出力の4点に加え、制作点も考慮されたとのことです。
SDGsへの取り組み
本イベントは、新しいテクノロジーの普及や地域活性化にも貢献しており、SDGsの目標達成にも積極的に取り組んでいます。イベントで排出されるCO2はJ-クレジット制度を活用することで実質100%再生可能エネルギーでオフセットしているとのことです。
まとめ
東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.9は、若きクリエイターたちの才能と熱意が凝縮された、素晴らしいイベントでした。来場者も、プロジェクションマッピングという新しい表現方法の可能性に興奮し、未来への期待を感じたことでしょう。来年以降の開催にも期待が高まります。