インドアゴルフの新しい潮流、タイパ志向の影響
GOLFZON Japan株式会社が発表した「ゴルファー施設利用実態調査2025」の結果は、ゴルフ市場の変化を示唆しています。特に、インドアゴルフの利用者が増えており、その波は40代女性と20代男性に広がっています。具体的には、40代の利用率が前年比20ポイント増の34.4%に達し、30代でも10ポイント増の33.8%という結果が出ました。
利用者の属性
調査結果から見えるのは、インドアゴルフ施設の利用者の中で、最も多いのは40代女性と20代男性です。このデータは、従来のゴルフ場利用者が40〜60代中心であったのとは対照的です。インドアゴルフの利用がこの若年層に広がっているのは、生活スタイルの変化や趣味の選び方に影響されていると考えられます。
利用目的の変化
インドアゴルフを利用する目的を分析すると、およそ8割が「個人の練習」を目的としていますが、特に20代男性と40代女性において「レッスン場所やスクールでの練習」が前年より大きく増加。この傾向は、初心者や効率的に上達を目指す層が多く、この環境を選んでいることを示しています。
タイパ志向との関係
ソニー損害保険の「2026年20歳のカーライフ意識調査」によると、20代の自家用車の所有率が低下しているのが見て取れます。これは、移動効率や生活動線の短縮が重要視される中で、インドアゴルフ施設の「駅近立地」や「予約制」などの特性が、特に若年層に受け入れられる理由かもしれません。さらに、40代女性は多忙な生活を送り、限られた時間で楽しめる趣味が求められています。インドアゴルフはその要望にピッタリマッチしていると言えるでしょう。
データ管理の重要性
インドアゴルフのもう一つの大きな特長は、スコアといったデータの管理が容易である点です。この利便性が、効率的な練習を可能にし、さらなる需要を後押ししています。利用者はスイング動画を見返したり、細かなデータ分析を行うことで、より効果的に上達を図ることができるのです。
まとめ
今回の調査結果は、インドアゴルフがどのように市場の方向性を変えているかを示しています。特に、タイパ志向という新たな価値観が浸透することで、若い世代を中心にゴルフがより身近に感じられる存在になっていることには、大きな意味があるでしょう。今後もこの流れが続くことが期待されています。