AIを駆使した応対評価の新たな時代、「Dr.Tel」の価値を引き上げる顧問就任

株式会社スタジアムは、AIを活用した応対評価・品質管理サービス「Dr.Tel」の事業を一層強化するために、BIZTEL大学の講師である池田浩一氏と元HDI-Japan取締役の長掛文子氏を顧問として迎え入れることを発表しました。2025年10月1日から就任する両氏は、特に応対品質の向上と育成支援に関する取り組みを強化していく方針です。

顧問の背景

「Dr.Tel」は、コールセンターの業務品質と生産性を向上させるためのSaaSソリューションです。今日、オペレーターが対応する案件は顧客の潜在ニーズを探る「高度な応対力」が必要とされていますが、従来の評価方法は評価者の主観が入るため、一貫性を欠きがちです。この課題を解決するため、スタジアムは業界の専門知識を持つ池田氏と長掛氏を顧問に迎え、評価基準や評価項目の策定、フィードバックから育成までのサイクル構築を目指します。

池田浩一氏と長掛文子氏のプロフィール

池田浩一氏

池田氏は、300社以上のコールセンターの立ち上げや業務改善を手掛けてきた専門家です。現場教育に深く関わり、「現場改革のスペシャリスト」として知られています。また、コールセンター従事者向けのeラーニングサービスやビジネススクールの講師としても活躍しています。

長掛文子氏

長掛氏は、アウトソーシング事業者での実績をもち、センターの立上げやトレーニングメニュー構築において豊富な経験を持つプロフェッショナルです。HDI-Japanでは役員としてセンター監査を務め、数々のトレーニング講師やセミナー講師としても知られています。独立後も、評価基準設計から研修支援までを手掛け、多くの企業から信頼を得ています。

今後の取り組み

スタジアムは、両氏の知見を活かして「Dr.Tel」を以下のように進化させる計画です。

1. 評価基準・評定項目の策定: 業種や規模に応じた「プリセット評価基準」を新たに設け、導入時の負担を軽減し、迅速かつ高精度な評価を実現。
2. フィードバック・育成支援体制の構築: AIを活用した自動評価を基に、SVやオペレーターが持続的に成長できる仕組みを構築し、再現性のある育成プログラムを設計・導入します。
3. プロダクト開発の深化: UIの改良や分析機能の拡充を進め、センター運営の効率化とブランド価値向上を実現します。

今後の展望

スタジアムは「Dr.Tel」を評価ツールだけでなく、コールセンターの成長を支援するプラットフォームとして位置付け、顧客体験（CX）の向上やブランド価値の創出に寄与していきます。今後も有識者の意見を取り入れ、適切な評価とフィードバックを提供し続けることで、コールセンター業務の成果を最大化していくことを目指します。

Dr.Telの特長

「Dr.Tel」は、さまざまな業種のコールセンターで活用が進んでおり、評価基準のカスタマイズや、非言語・言語の解析、さらには改善行動に直結するフィードバック機能を備えています。スタジアムは、AIによる評価の自動化を進めることで、誰もが納得できる評価とフィードバックを実現し、現場の成長に寄与する仕組みを構築します。より良いコールセンターの未来に向けて、スタジアムは力強く前進しています。