津南醸造の挑戦: 宇宙を視野に入れた新たな酒造り
新潟県中魚沼郡津南町に本社を置く津南醸造株式会社が、2034年に実施されたクラウドファンディングにて目標金額を達成したことが発表されました。このプロジェクトは「月面に酒蔵を!」という壮大なビジョンに基づいており、宇宙での酒造りを見据えて最新の発酵技術を用いた純米大吟醸「GO LUNAR」を特別に販売するというものです。
クラウドファンディングの成功
2025年2月19日から3月31日まで行われたクラウドファンディングは、支援総額が500,000円を超えて100%の達成を見せました。津南醸造では、このプロジェクトを通じて、未来に向けた新しい食文化の構築を目指しており、地球上だけでなく宇宙においても食が生まれる可能性を追求しています。
発酵技術の革新
発酵は、限られた資源や特定の環境下でも食品を生産できる持続可能な技術です。この理念に基づき、津南醸造は「2040年には月面に酒蔵を作る」という夢を掲げています。すでにメタバース上に仮想酒蔵「月面酒蔵 ~Lunar Brewery~」を立ち上げ、宇宙環境における酒造りの可能性を探っています。
「GO LUNAR」の魅力
「GO LUNAR」は、津南醸造が誇る伝統的な酒造りに最先端の発酵技術を融合した純米大吟醸です。地元で栽培される魚沼産コシヒカリを使用し、酵母の発酵条件を細かくコントロールすることで、低温でじっくりと吟醸香を引き出しています。更にワイン樽での熟成によって、日本酒に新たな風味をもたらし、その魅力を一層引き立てます。
2025年1月から仕込みが始まっており、クラウドファンディングを通じて支援者に提供される予定です。高品質な日本酒を求める皆さまの期待を裏切らない作品になるでしょう。
支援者向けリターン
クラウドファンディングに参加した支援者には、下記のような特典が用意されています:
- - 4,000円:GO LUNARを含む日本酒3点セット
- - 10,000円:限定試飲会への招待チケット + GO LUNARを含む日本酒3点セット
- - 21,000円:限定試飲会への招待チケット + GO 6種 + GO LUNARを含む限定銘柄2種セット
試飲会は2025年5月17日(土)に東京都内で開催予定で、詳細は後日発表される予定です。
津南醸造の思い
津南醸造の代表取締役、鈴木健吾氏は「多くの方々からのご支援に心から感謝申し上げます。このプロジェクトは、私たちの原点である発酵技術を未来に繋げる試みです。全国の皆さまの想いが支えとなり、この夢の実現に一歩近づいています。」と語ります。
新しい技術と理想を追求する津南醸造は、未来の食文化創造とともに、日本酒の新たなスタイルを提案していきます。持続可能な未来に向けた酒造りの挑戦に、ぜひ注目してください。
会社情報
津南醸造は、新潟県中魚沼郡津南町で酒を造っています。この地は豪雪地域で知られ、自然水を活用した酒造りを行っています。「Brew for Future-共生する未来を醸造する-」をコンセプトに、サイエンスと酒造りの融合を目指し、新たな価値創造と海外展開を進めています。詳しくは、
公式サイトをご覧ください。