茶道具コラボ展開
2024-09-18 19:17:13

異彩作家と朝日焼十六世のコラボで生まれた唯一無二の茶道具

異彩作家と朝日焼十六世のコラボで生まれた唯一無二の茶道具



京都の宇治に位置する400年以上の歴史を誇る窯元、朝日焼が新たな挑戦を見せています。それは、異彩作家たちとコラボレーションし、一点ものの茶道具を生み出したプロジェクトです。このユニークなコラボに関わったのは、朝日焼十六世・松林豊斎氏と、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」が提携した作家12名。彼らは、「秋」をテーマにそれぞれ作品を描き上げました。

作品が初めてお披露目されたのは、9月初旬に行われた特別な茶会でした。この茶会は、侘び茶の創始者である村田珠光の「和漢の境をまぎらかす」という言葉から発想を得て、障害のある作家たちの手がけた茶道具を通じて、障害の枠を超えた交流を促進することを目指して実施されました。このような願いをもって、松林豊斎氏が本プロジェクトに参加することとなりました。

このコラボレーションで生まれた茶器は、全てが一点もの。それぞれの茶器には、松林氏と異彩作家たちの独特なスタイルが融融し、「障害の境界を意識せずに自然に交わる社会」という理念が込められています。特に、松林氏自身が制作した茶盌は、その個性的なデザインに加え、厚みのある美しい釉薬とともに、彼の芸術的なビジョンを感じさせます。

商品紹介



異彩作家たちの自由な表現から生まれた茶器は、宇治の土で焼かれており、様々な模様や表情を持っています。松林豊斎氏の「月白釉」の作品は、その見事な水色が特徴的で、一方で、伝統的な「鹿背」と呼ばれる斑点模様を持つ作品もあります。どの作品も独自の雰囲気を持ち、その魅力に引き込まれます。

価格は、12,650円から228,000円(税込)で、木箱代も含まれています。購入は、HERALBONYのオンラインストアから可能です。

このプロジェクトに参加した異彩作家たちは、通常はキャンバスや画用紙で作品を描くことが多いですが、陶器という新たなキャンバスに描くことで、普段とは異なるアプローチが生まれました。彼らの作品は、異なる価値観を持つことが共存する日本文化の新しい可能性を感じさせるものであり、新たな歴史の一部となっています。

朝日焼の伝統と未来



茶どころである宇治で400年以上にわたり、茶器を作り続けている朝日焼。一世代ごとに引き継がれてきた技術と美意識をもとに、新たな表現方法を追求し続けています。十六世豊斎氏は、伝統的な技法と現代のデザインを融合させた作品を通じて、茶の文化を次世代に繋げる努力をしています。

彼は、このプロジェクトを通じて、「良いモノ」について考え直す機会を得たとし、作品に込められた創作者の情熱を感じ取ることの重要性を強調しています。

このコラボレーションは、異彩作家の作品が世の中に広がることで、障害に対する理解を深め、ようやく社会がより包括的になる一歩となることが期待されます。

どの作品も、作り手の思いが込められたひとつのアートであり、あなた自身の「良きモノ」を見つけるきっかけになることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ヘラルボニー
住所
岩手県盛岡市開運橋通2-38HOMEDELUXビル4F HERALBONY
電話番号

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