ロジクロス大阪大正Ⅱ
2025-02-20 10:15:29

新たな冷凍冷蔵物流施設『ロジクロス大阪大正Ⅱ』が着工 - 2026年竣工予定

1970年代の冷凍物流業界では、徐々にその重要性が増してきました。しかし、近年は特に冷凍冷蔵食品や医薬品の需要が高まり、より効率的かつ多様な保管体制が求められています。その中で、三菱地所株式会社、農林中央金庫、JA三井リース建物株式会社、東銀リース株式会社の4社が共同で進めている「ロジクロス大阪大正Ⅱ」プロジェクトは、現代の需要にマッチした革新的な物流施設となります。

施設の基本情報


『ロジクロス大阪大正Ⅱ』は大阪市大正区に位置し、延床面積は約45,430㎡で地上4階建ての構造を持っています。着工日は2025年1月20日で、竣工は2026年10月を予定しています。このマルチテナント型の施設は、最大3つのテナントが入居できるため、様々な業態に応じた柔軟な利用が可能です。

温度管理の柔軟性


特筆すべきは、全区画が温度可変式であり、-21℃から+5℃、一部区画では-27℃まで対応可能という点です。この柔軟性により、冷凍冷蔵物流が求められる様々なビジネスニーズに瞬時に対応できます。また、災害が発生した際にも施設を24時間稼働可能にする非常用発電設備も完備され、高い事業継続性が確保されています。

環境に優しい設計


近年では、環境意識が高まっていることもあり、ESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮した設計が求められます。『ロジクロス大阪大正Ⅱ』では、屋上には太陽光パネルを設置し、自然冷媒を利用した冷暖房システムを採用。また、浸水対策として、電気設備は地面から5m以上の高さに設置されるなど、施設全体で安全かつ環境に負荷をかけずに運営できるよう設計されています。USあのト際し、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)やCASBEEの最高ランクを取得予定であり、持続可能な社会への貢献も目指しています。

交通アクセスと利便性


本施設の立地選定も重要なポイントです。大阪港や関西消費地へのアクセスが良好であり、動物検疫所指定倉庫や保税倉庫としても利用可能な条件を備えています。また、複数の駅からのアクセスが可能で、雇用の確保にも貢献する地域特性を持っています。

まとめ


『ロジクロス大阪大正Ⅱ』の建設は、物流業界における新しいスタンダードを築くことが期待されています。冷凍冷蔵物流のマルチテナント施設として、急速に変化するニーズに応える能力を持ったこの施設は、冷凍冷蔵業界だけでなく、広く社会全体にも良い影響を与えることでしょう。これからの進展に注目です。


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会社情報

会社名
JA三井リース
住所
電話番号

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