アーバンネット札幌リンクタワー
2024-12-12 17:36:25

札幌に新たな都市のシンボル「アーバンネット札幌リンクタワー」誕生

札幌に新たな都市のシンボル「アーバンネット札幌リンクタワー」誕生



札幌市中央区で進行中の新しいビル、「アーバンネット札幌リンクタワー」が2026年6月に竣工予定です。このプロジェクトは、NTT都市開発株式会社によって推進されており、地域の新たなビジネスおよび観光の拠点となることを目指しています。

その特徴は、ただのオフィスビルでない点です。オフィス、ホテル、商業施設、さらにはインキュベーションオフィスなど、多様な機能を兼ね備えています。この多機能性が、多くの人々を「リンク」し、交流や共創を促進するという理念のもとに設計されています。これにより、地域経済の活性化や新たな価値の創造が期待されています。

ゼロカーボン推進ビルとしての認定



特に注目すべきはこのビルが「ゼロカーボン推進ビル」として札幌市から認定されている点です。これは、環境負荷の低減に資する特定の条件を満たしている建物として評価されるもので、3つの評価基準—脱炭素化、強靭化、快適性向上—に基づいています。このような認定は、地域に住む人々と企業が安心して利用できる環境を提供します。

また、物件のオフィス部分は「ZEB Oriented」認証も取得しており、実質的に再生可能エネルギー100%の電力使用を見込んでいます。セキュリティ面でも、停電時を考慮した非常用電源や給電系統の二重化が施されているため、災害時にも機能を維持できるようになっています。

多機能空間の利用促進



このビルには、地域住民や観光客が利用できる共有空間が設けられる予定です。公開空地を活用したイベントの実施や、緑と「ストリートファーニチャー」を設置することで、歩行者の快適性を向上させ、周囲の賑わいを創出します。これにより、ただのビルではなく、地域の中心となる「場」を形成し、さまざまな人々が集まることが期待されます。

さらに、このプロジェクトには賃料補助制度も用意されており、一定の条件を満たせば、最大2億円の補助を受けられる可能性があります。これにより、スタートアップ企業や新たに進出を考えている企業にとって、進出のチャンスを後押しする要素となります。

まとめ



「アーバンネット札幌リンクタワー」は、ただのビルでなく、未来の都市モデルとも言える場です。多機能性、環境への配慮、地域貢献という3つの視点で、札幌の新たなシンボルとして期待されています。新たなビジネスチャンスや交流の場を提供するこのビルが地域にどのような影響を与えるのか、今後の整備に注目です。


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会社情報

会社名
NTTアーバンソリューションズ株式会社
住所
東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX
電話番号

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