青胴車5001形の引退と特別イベント
2025年2月、阪神電気鉄道の普通用車両である青胴車5001形が運行を終了し、引退することになります。1977年から運行を開始し、多くのファンに支えられてきたこの車両の感謝の気持ちを込めて、様々なイベントが計画されています。
青胴車の歴史
青胴車5001形は、1959年及び1960年に普通用として製造された5101形、5201形がベースとなっています。特徴的なクリーム色とウルトラマリンブルーの塗装から、愛称である「青胴車」が生まれました。このデザインは、当時活躍していた急行用車両の「赤胴車」と対をなすもので、鉄道ファンや地域の人々に広く親しまれてきました。青胴車は、その独特のスタイルと運行の安定性から、多くの利用者に触れられる存在でした。
特別イベントの内容
青胴車の引退を記念して、阪神ステーションネットとの協力で、特別なイベントが実施されます。第一弾は、2024年12月21日(土)に予定されている「HANSHIN ミステリー・エクスプレス 行先不明列車」です。これは、大阪梅田駅から出発し、尼崎車庫へ向かうミステリーツアーです。
HANSHINミステリー・エクスプレス
- - 実施日時: 2024年12月21日(土) 9:00~12:00
- - 募集人員: 51名(最少催行人員 20名)
- - 旅行代金: お一人様 20,000円(税込)
- - 内容: 列車の目的地は当日のお楽しみ、詳細は公開されません。
募集は2024年11月27日から12月3日までとなっており、抽選結果が12月5日に発表されます。
5001形貸切列車プラン
さらに、5001形を貸切利用するプランもあり、こちらは2025年1月に複数回実施されます。
- - 実施日時: 2025年1月14日・16日・20日・31日(各日 9:30~12:10)
- - 募集数: 各日1組限定(最大100名)
- - 貸切代金: 各回 770,000円(税込)
このプランでは、運転台への着席体験や、思い出を残すための撮影タイムが楽しめます。また、車庫内での音楽を流すことが可能で、アナウンス用マイクも利用できます。
今後の展望
阪神電気鉄道は、引退を迎える過程で青胴車への感謝の気持ちを表し、ファンとの絆を深める機会を設けています。また、他にも多彩なイベントやグッズの情報が随時更新される予定です。
お客様からの問い合わせは、阪神電車運輸部営業課へ。電話番号は06-6457-2222(平日9:00~17:00)です。
青胴車5001形の最後の旅に参加し、一緒に思い出を作りませんか?この特別な機会をお見逃しなく!