大阪・関西万博に新たな公認カフェ、イタリアの食文化を体験
2025年5月3日、大阪・関西万博内のイタリアパビリオンに、幅広い世代に愛される食の文化を感じさせるカフェ「Caffe’&Gelato Italia by IIACJ」がオープンしました。運営するのは一般社団法人国際カフェテイスティング協会の日本支部で、イタリアの伝統的なアペリティーヴォやジェラート、エスプレッソなど、イタリアの魅力が詰まったメニューが楽しめます。
多彩なメニューでイタリアを満喫
このカフェでは、簡単にイタリアの食文化に触れることができるよう、様々なメニューが用意されています。中でもおすすめは、食前酒とおつまみを楽しむ「アペリティーヴォセット」。これには、お好きなアルコール1杯とおつまみがセットになっており、1980円で提供されます。そのため、グループで気軽に立ち寄り、イタリアの前菜文化を楽しむことができます。
また、名物のジェラートも外せません。ダブルは880円、トリプルは1100円で、お好みのフレーバーを選べます。ピスタチオやイタリアンオリーブオイル塩、シチリアレモンなど、豊かな風味を引き立てる選択肢が揃っています。
カフェスタッフが情熱を持ってサービス
このカフェでのサービスは、イタリア語を学ぶ学生やイタリアからの留学生たちによって提供され、約35名が参加しています。彼らの情熱と知識に触れながら、イタリアの文化をより深く理解することができるでしょう。特に、学生とのインタビューも受け付けており、様々なバックグラウンドを持つ彼らの視点を深く知る機会となります。
今後の展開と文化の継承
イタリアの食文化がユネスコの世界無形文化遺産に登録されることを願って、カフェではその文化の普及活動も行っています。これからの12月までに、登録の可否が判断される予定であり、その結果次第では更なる注目を集めることになるでしょう。
イタリアの空間を演出するイベント
カフェは単なる飲食の場に留まらず、イベントやパビリオンとのコラボレーションを通じて、来場者に本格的なイタリア体験を提供していきます。カフェ周辺では、イタリアの美しい文化や習慣を体感できる様々なイベントも計画されており、これらとの連携によって、ただの食事以上の体験を提供することが目指されています。
IIAC-Japanの役割
一般社団法人国際カフェテイスティング協会ー日本支部は、日本での「Made in Italy」の品質向上と認知度の拡大を目指す組織です。2008年に設立され、約1000人の会員と150名の認定バリスタが所属しており、イタリアのカフェ文化を日本で広める活動を続けています。
大阪万博の会場が、イタリアの文化や美食の楽しみを広める新たな拠点となるこの機会を、お見逃しなく。