IT検証技術者認定試験が進化!
一般社団法人IT検証産業協会は、2007年から運営しているIT検証技術者認定試験(IVEC)を、更に利便性の高い形式に変更することを発表しました。2025年春期試験から、受験方式が従来の指定会場での試験から、CBT(Computer Based Testing)に移行し、受験生にとってより柔軟な受験環境を提供します。
CBT導入による受験環境の変化
受験環境の変更により、これまでの約7か所の指定会場から、全国47都道府県の340ヵ所に試験会場が増えることになりました。これにより、受験生は身近な場所で受験が可能となり、交通費や移動の手間を大幅に削減できます。この情報はCBTソリューションズの公式サイトにて随時更新されており、受験者は手軽に自身の都合に合わせた会場を選択できるようになります。
受験日程と手続き
2025年春期のIT検証技術者認定試験日程は以下の通りです。
- - 申込期間: 2025年3月24日(月)から2025年5月24日(土)
- - 試験期間: 2025年5月31日(土)から2025年6月9日(月)
新しい受験方式に伴い、試験日も従来の1日限りから10日間に分けられ、受験者にとってより柔軟な日程の選択が可能です。具体的な受験手続きや注意点に関しては、IT検証産業協会の公式サイトに詳しい情報が掲載される予定です。
多様な試験クラスでの受験
IT検証技術者認定試験(IVEC)は、以下の5つの試験クラスに分かれています。
1. アシスタントクラス: オンラインでのIBT(Internet Based Test)により、自由な時間に受験可能。
2. テスタークラス: CBTでの受験が可能。
3. デザイナー、アーキテクトクラス: CBTで全国340ヵ所の試験場で受験。
4. エバンジェリストクラス: 論文審査(事前審査あり)での受験が求められます。
特にアシスタントクラスでは、試験期間中の24時間いつでもどこでも受験できる柔軟なスケジュールが特徴です。
セキュリティ関連問題の追加
試験内容ですが、特に重要なセキュリティに関する問題が追加されたことも見逃せません。アシスタントクラスおよびテスタークラスには、セキュリティの知識を問う問題が含まれ、対策を講じた受験が求められます。これにより、IT業界のニーズに応える質の高い検定試験が実現されます。
ITすきま教室での情報発信
IT検証技術者認定試験の情報が、ITすきま教室でも詳しく取り上げられており、視覚的にわかりやすい動画が配信されています。このように、様々なメディアを通じて受験の流れや内容が広がっていますので、ぜひチェックしてみてください。
IT検証産業協会の公式サイトでも最新情報や受験概要が公開されていますので、定期的に確認することをお勧めします。
今後もIT検証産業協会は、受験者の利便性向上に努め、業界からの期待に応える試験を開発し、安心で安全なIT社会を築くために貢献していくことを目指しています。