年賀素材として最適な干支の黒板アート
国営アルプスあづみの公園では、11月29日より毎年恒例の「干支の黒板アート」の制作がスタートしました。今年で5回目を迎えるこの企画では、2026年の干支である「午(うま)」をテーマにしています。高さ1.84m、幅5.64mの大迫力のアートは、12月6日から翌年1月25日まで、インフォメーションセンターで展示される予定です。新年の挨拶や年賀状だけでなく、メッセージアプリやSNSでも活用できる素材として、多くの人に親しまれることでしょう。
テーマは「馬九行く」
今回のアートは「馬九行く」というテーマで制作されます。この表現は、「うまくいく」という願いが込められており、元気に駆ける9頭の馬が描かれる予定です。これにより、力強く、躍動感にあふれた新年の幕開けを表現します。作者は、観る人々に「物事がすべてうまくいくように」というポジティブなメッセージを届けることを目指しています。
制作と展示の詳細
- - 制作期間: 令和7年11月29日(土)~12月5日(金)(休園日12/1を除く)
- - 展示期間: 令和7年12月6日(土)~令和8年1月25日(日)(休園日を除く)
- - 展示場所: インフォメーションセンター軒下
- - サイズ: 高さ1.84m×幅5.64m
特に注目すべきは、制作期間中に行われる「ライブドローイング」です。こちらでは、作品の制作過程を間近で楽しむことができ、手作業で描かれるチョークの繊細な表現に圧倒されることでしょう。制作にあたるアーティストからも、技法や意図について直接聞ける貴重な機会です。
アーティストについて
この黒板アートの制作を手がけるのは、長野県出身のアーティスト、錦鯉野アキコさんです。2016年から独学で黒板アートを制作し、その名の通り、ニシキゴイがトレードマークとなっています。彼女の作品は、チョークやオイルパステルを用い、まるで生きているかのような光の描写が特徴です。観る人々の心に深く訴えかける作品を数多く手掛けています。
国営アルプスあづみの公園について
国営アルプスあづみの公園は、自然環境と地域文化の保全を目的に設立された公園です。大町・松川地区は、北アルプスの美しい山々に囲まれた環境の中で自然を体験しながら学べる貴重な場所です。これにより地域の活性化にも貢献しています。
ぜひ、国営アルプスあづみの公園でのこの特別な黒板アートを体験し、新年のスタートを飾る素敵なアートに触れてください。