北摂弁当で地域の味を広げる!
2025年に迫る大阪・関西万博を控え、北摂地域の自治体が連携して「北摂弁当」を制作するプロジェクトが始まりました。この取り組みは、訪れる観光客に北摂の魅力を伝えるための重要な施策であり、地域の食材を生かした弁当を通じて、ふるさとの味を感じてもらうことを目的としています。
参加方法とスケジュール
「北摂弁当」のレシピを考案するための募集が、9月11日からスタートしました。応募資格は、北摂の市町内に在住または在学している高校生や大学生に限られます。参加者は、各市町の食材リストから3種類以上の食材を使用して独自のレシピを考案し応募します。
具体的なスケジュールは以下の通りです:
- - 9月11日(水):エントリー開始
- - 10月11日(金):エントリー締切
- - 11月11日(月):一次審査
- - 12月22日(日):二次審査
- - 1月21日(火):審査結果公表・お披露目会
- - 2月23日(日):実食イベント(40食限定)
この計画のもと、選ばれたレシピはお披露目会を経て、特別に試食されることになります。
食材リストから選ぶ楽しみ
参加者は、各市町から提供される食材リストから好きな食材を選ぶことができるため、創造力を活かしてオリジナルの弁当を作ることが期待されています。
以下は、各市町から紹介される食材です:
- - 豊中市:きのこ、バター、玉ねぎ、イチゴなど
- - 池田市:玉ねぎ、万願寺とうがらし、地酒など
- - 吹田市:吹田くわい、コネクトコーラ、マロニーなど
- - 高槻市:高槻産米、しいたけ、寒天など
- - 茨木市:龍王みそなど
- - 箕面市:実生ゆずなど
- - 摂津市:鳥飼なすなど
- - 島本町:たけのこ、ジビエなど
- - 豊能町:豊能町産米、さつまいもやブロッコリーなど
- - 能勢町:むき栗や黒枝豆など
食材の多様性を活かしたレシピが集まることが予想されるため、地域の料理の幅も広がります。
万博テーマとの連動
この取り組みは、「いのち輝く未来社会デザイン」という万博のテーマに沿った形で、食を通じて北摂の魅力をアピールするものです。
北摂地域の美味しさを発信するこのプロジェクトは、地域経済の推進にも寄与することが期待されます。また、参加する高校生や大学生にとっても地元の食材を使った料理を考える良い機会となるでしょう。
この「北摂弁当」プロジェクトは、単なる食のPRに留まらず、地域の連携、食文化の振興、さらには観光促進に寄与する大きな一歩となることが期待されています。