渋谷の心理カウンセラー運営カフェが、高等学院の学食に!心と体の健康サポート
東京都渋谷区にある「アイディア高等学院」が、心理カウンセラーが運営するカフェ「ココロゴトカフェ」を学食として利用することを発表しました。
近年、食育の重要性が叫ばれる中、特に子どもの食生活は大きな課題となっています。文部科学省や厚生労働省など、様々な機関が食育の推進に取り組んでいますが、それでも朝食を欠食する中学生は増加傾向にあります。
朝食は、午前中の集中力や活動エネルギー源となるため、欠食は成長や発達に悪影響を及ぼすだけでなく、ストレスや不安感の増加にもつながることが懸念されています。
アイディア高等学院は、生徒のメンタルケアを重視しており、これまで医師との連携による栄養相談などを実施してきました。しかし、生徒の心と体の健康をより包括的にサポートするため、新たに「ココロゴトカフェ」との提携に至りました。
「ココロゴトカフェ」は、心理カウンセラーが考案した、心と体がリラックスできる空間です。低糖質や薬膳など、身体に優しいメニューを提供するほか、超軟水で作ったフルーツティーや専門店珈琲なども楽しめます。さらに、カウンセラーが常駐しており、アートセラピーや箱庭セラピーも受けられるため、自己理解を深め、ストレス軽減やモチベーション向上などの効果が期待できます。
学食として利用されることで、生徒は学割料金でカフェを利用でき、保護者も特別料金で利用可能です。不登校の生徒にとっては、教室とは異なる環境で食事や勉強、友達との交流ができる、安心できるサードプレイスとなります。
アイディア高等学院は、生徒だけでなく、保護者のサポート体制も充実させています。このカフェは、食事を通して、生徒の心と体の健康をサポートするだけでなく、保護者とのコミュニケーションの場としても活用される予定です。
心と体の健康をサポートするユニークな取り組み
心理カウンセラーが運営するカフェを学食として利用するという、ユニークな取り組みは、生徒の心と体の健康を総合的にサポートする新たな試みです。学習面だけでなく、心のケアにも力を入れることで、生徒が安心して学校生活を送れる環境作りを目指しています。
この取り組みが、他の学校や教育機関にも広がり、生徒の心身の健康を育む一助となることが期待されます。