豊平川のサケ産卵環境改善活動
9月7日(日)、北海道の豊平川にて、イオン北海道が「札幌ワイルドサーモンプロジェクト(SWSP)」と連携し、持続可能なサケの資源を守るためのボランティア活動を行います。この活動は、野生のサケが安心して産卵できる環境を整えることを目的としており、イオンの地域貢献活動の一環として、従業員や地域の方々が参加し、自然環境保護に向けた具体的な取り組みを実施します。
活動の背景と目的
イオンは2022年から「イオン ハートフル・ボランティア」という取り組みを始めました。この活動は、地域社会の様々な課題に対して、イオングループの従業員が主体的に解決に向けて動くことを目的としています。2024年度までに23万人の従業員が参加することを計画しており、地域に根ざした環境・社会活動も推進しています。
今回の活動では、SWSPが進める“ワイルドサーモンプロジェクト”に賛同し、サケが自然に産卵しやすい環境を整えます。具体的には、川岸の草刈りやツルヨシの根の除去、川底をほぐす作業を行い、秋に向けた繁殖環境の整備を行います。参加者一人一人が地域の一員として貢献できる場を提供し、未来の環境を守る意識を高めることを目指しています。
イベントの詳細
活動は2025年9月7日(日)9時30分から12時まで、豊平川の平和大橋右岸分流(白石区菊水上町2条1丁目そば)で行われます。この日は雨天でも決行される予定です。参加者は、イオン北海道の従業員に加え、KDDI株式会社北海道総支社や札幌東高等学校の生物部など、約40名が予定されています。活動前には豊平川のサケに関する講話も行われ、その後に実際の作業に取り組む予定です。
地域との協力と共生
イオンは、サケの産卵環境改善活動において地域の皆さまと手を携えながら活動を進めています。さらに、SWSPはイオンが毎月実施する「イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン」にも参加しており、地域のボランティア団体を支援する取り組みを行っています。お客さまからのレシート合計金額の1%相当の品物を寄贈することを通じて、地域に貢献しています。
ネイチャーポジティブに向けて
イオンは、こうした様々な取り組みを通じて、環境にプラスの影響をもたらす「ネイチャーポジティブ」の実現を目指しています。地域の皆さんと共に、持続可能な社会を築くための活動を広げていく所存です。これからも、自然を大切にしながら未来を歩んでいくための具体的な行動を促進していきます。ぜひ、皆さんもこの機会に参加し、地域と自然環境の保護について考える一歩を踏み出してみてください。