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日本事務器株式会社（通称：NJC）は、2025年4月1日より、トレンドマイクロ株式会社が提供するサービスプロバイダ向けセキュリティプラットフォーム「Trend Vision One for Service Providers」を活用した新サービス「CREMあんしんプラス」の提供を開始することを発表しました。この新しいサービスは、中小企業や医療機関を対象に、サイバー攻撃からの防御を強化するために設計されています。

近年、デジタルトランスフォーメーション（DX）の進展やリモートワークの普及が進む中で、企業が管理すべきIT資産が増加し、それに伴いサイバー攻撃のリスクも増大しています。特に医療機関では、システムの停止やデータ流出など深刻な被害が発生しており、サイバーセキュリティの対策が急務となっています。こうした状況を受け、攻撃者の目線からリスクを識別し、前もってセキュリティ対策を講じる「アタックサーフェスマネジメント（ASM）」の重要性が高まっています。

NJCが提供する「CREMあんしんプラス」は、潜在的なリスクを特定し、軽減するためのプロアクティブセキュリティを重視しています。具体的なサービス内容としては、顧客ごとにインターネット上で公開されている資産の把握やリスク分析、組織が保有しているデバイスの管理とその脆弱性評価、不正アカウントのチェック、クラウド資産の監視、設定ミスの発見などが含まれます。これらの情報を基に、優先順位を付けた脆弱性への対策や、セキュリティ機器の設定変更、不必要なアカウントの無効化などの提案を行います。

「CREMあんしんプラス」は、月額ライセンス料金250円（税別）で提供され、2028年3月までに30,000ライセンスの販売を目指しています。また、このサービスはトレンドマイクロからも支持されており、同社の副社長である大三川 彰彦氏は、プロアクティブセキュリティの重要性を強調し、日本事務器の新サービスが中小企業のセキュリティ能力向上に寄与すると述べています。

日本事務器は、長年の経験を活かし、中小企業や医療機関のサイバーセキュリティレベルの向上に貢献するために、トレンドマイクロとの協業をさらに進めていく方針です。サイバー攻撃の脅威が増す中で、この「CREMあんしんプラス」が新たな防衛手段として多くの企業に役立つことが期待されます。詳細については、公式サイトで確認することができます。

この新サービスが登場することで、サイバーセキュリティの強化を目指す企業や医療機関にとって、安心できる未来が提供されることを願っています。

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