子どもの発達を支える新たな拠点「レモネードキッズ高槻」が開設

子どもの成長を支える「レモネードキッズ高槻」オープン

2025年10月1日、大阪府高槻市に「レモネードキッズ高槻」が開所しました。この新たな児童発達支援施設は、社会福祉法人檸檬会によって運営され、近隣地域の子どもたちのために専門的な療育を提供します。

檸檬会の取り組み

檸檬会は「レイモンドほいくえん」や「れもんのこ富田保育園」など、約70の保育施設を展開しており、子ども一人一人に寄り添った育児支援を行っています。「レモネードキッズ」シリーズは、滋賀、埼玉に続いて、大阪府に開設される5つ目の施設です。地域の保育施設と連携しながら、合計で92の施設を展開しています。

施設の特徴と療育プログラム

レモネードキッズ高槻では、個別療育と集団療育を行い、それぞれの子どもに必要なカリキュラムを提供します。具体的には、平日と土曜日には45分の個別療育を実施し、主に認知的アプローチを用います。さらに、平日の夕方には90分間の集団療育が行われ、感覚や運動のアプローチを強化します。

加えて、日本感覚統合学会の発達スクリーニング検査（JMAP）を採用しており、子どもの発達状況を正確に把握。これに基づき、個別に最適な療育プランを策定していきます。より安心して利用できるよう、利用契約前には専門スタッフとの無料相談や療育体験を実施します。

保護者への支援サービス

「レモネードキッズ高槻」は、子どもの成長だけでなく、保護者の負担軽減にも配慮しています。特に、育児に対する不安や疑問を持っている親御さんのために、個別育児相談を用意。また、保育施設からの送迎サービスもあり、通園する保育施設から職員がお迎えし、父母の負担を軽減します。このサービスは、個別療育を除くすべての利用者が対象です。

施設へのアクセスと営業時間

高槻市内に位置する「レモネードキッズ高槻」は、阪急「高槻市駅」から徒歩15分の距離にあり、アクセスも良好です。開所日は2025年10月1日で、営業日には火曜日から土曜日が設定されており、日曜、月曜、祝日、および年末年始はお休みとなります。営業時間は9:30から17:45です。

より良い社会を目指して

社会福祉法人檸檬会は、ただ施設を運営するだけでなく「ソーシャルインクルージョンの実現」を目指し、地域社会全体を支える取り組みを続けています。2023年にオープンした「ソーシャルインクルージョンヴィレッジ」では、教育と福祉が融合した新しいコミュニティを育んでおり、子どもたちが安全に成長できる環境を整えています。