ジャペル、物流効率化推進
2024-11-15 10:44:39

ペット用品商社ジャペル、Hacobuの「MOVO Berth」導入で物流効率化へ!14拠点への展開でサステナブルな物流体制構築を目指す

ペット用品商社ジャペル、HacobuのMOVO Berth導入で物流効率化を実現



近年、物流業界では深刻なドライバー不足や、2024年問題に代表される時間外労働規制強化といった課題が山積しています。これらの問題に対し、多くの企業が物流効率化に頭を悩ませています。

そんな中、ペット用品の総合商社であるジャペル株式会社は、テクノロジーを活用した課題解決に乗り出しました。同社は、Hacobu株式会社が提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth」を、全国14拠点に導入することを発表しました。2025年2月までの本稼働を目指し、名古屋拠点では既に8月から試験稼働を開始しています。

ジャペルの取り組みとMOVO Berth導入の背景



ジャペルは、犬や猫だけでなく、鳥、小動物、観賞魚、爬虫類など幅広いペット用品を全国に供給する企業です。これまで、パレット輸送の推進や荷受け効率化、トラック回転率向上など、様々な物流効率化に取り組んできました。その成果として、「サプライチェーン イノベーション大賞2023」優秀賞を受賞するなど、高い評価を得ています。

しかし、2024年問題の影響は深刻で、物流コストの上昇、運賃の高騰、トラック稼働時間の減少など、新たな課題が浮上。特に、荷待ち・荷役時間の管理においては、データに基づいた効率的な改善が求められていました。

そこで、ジャペルはHacobuの「MOVO Berth」導入を決断しました。「MOVO Berth」は、トラックの入退場や荷役作業の時間を効率的に記録・管理できるシステムです。これにより、荷待ち・荷役時間の可視化を実現し、データに基づいた具体的な改善策の立案・実行が可能になります。

MOVO Berth導入による期待効果



「MOVO Berth」の導入によって、ジャペルは以下のような効果を期待しています。

2024年問題への対応: 荷待ち・荷役時間の可視化により、時間管理の改善と、法規制への対応を実現します。
荷待ち・荷役時間の削減: トラックの入場予約機能により、車両の集中を抑制し、庫内作業の効率化を図ります。
現場作業の生産性向上: デジタル化による情報共有の円滑化により、現場作業の効率向上と早出残業の抑制に繋がります。
労働環境の改善: 作業効率の向上と時間管理の改善により、従業員の労働環境改善を目指します。
* コスト削減: 物流コストの最適化によるコスト削減効果も期待できます。

ジャペルとHacobuのコメント



ジャペル執行役員 物流本部副本部長 三浦茂氏は、「今回のMOVO Berth導入により、データに基づいた運営への進化とサプライチェーン全体の最適化を目指します」とコメント。Hacobu代表取締役社長CEO 佐々木太郎氏は、「MOVO Berthを通じて、ジャペル様とともに物流業界の効率化とデジタル化に貢献したい」と述べています。

まとめ



ジャペルによる「MOVO Berth」の導入は、ペット用品業界における物流DXの成功事例となる可能性を秘めています。今後、ジャペルが「MOVO Berth」を活用して、どのように物流効率化を進めていくのか注目されます。また、本事例は、2024年問題に直面する多くの企業にとって、貴重な参考となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社Hacobu
住所
東京都港区三田3丁目14番10号三田3丁目MTビル9階
電話番号
050-5358-8885

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