JR東日本とJALの挑戦
2025-10-02 13:20:49

新たな地産品輸送手段!JR東日本とJALの初の国際輸送トライアル

JR東日本と日本航空が連携!新たな地産品輸送手段を模索



2025年10月、JR東日本(以下JR)と日本航空(以下JAL)は、両者が協力し、仙台からシンガポールへの新しい輸送方法をトライアルすることを発表しました。この取り組みは、地域の優れた地産品を海外市場に届けることを目的としており、特に注目されるのは新幹線「はこビュン」と航空貨物「JALCARGO」の組み合わせです。

迅速な輸送を実現


トライアルでは、JRの列車荷物輸送サービス「はこビュン」とJALの国際線航空貨物輸送がシームレスに連携し、地産品を約19時間で輸送可能になります。通常、24時間を超える輸送時間を大幅に短縮する今回の試みは、地域経済の活性化に寄与することが期待されています。

輸送されるのは、JR東日本グループの「JRフルーツパーク仙台あらはま」で収穫された梨約300玉です。これらの梨は、シンガポールで開催される「THE JAPAN RAIL FAIR 2025」において、現地イベントでPRおよび販売される予定です。

ロジスティックスの改善


この新しい輸送方式は、地域からの輸送に新幹線を活用することで、数々のメリットを生み出します。トラックドライバーの不足を解消し、物流におけるCO2排出量を削減することが目指されています。これにより、持続可能な物流が促進され、日本各地の特産品を海外に送り出す新たな選択肢が提供されます。

輸送の詳細


  • - 実施日: 2025年10月7日(火)~8日(水)
  • - 輸送列車: やまびこ212号(仙台駅12:01発、東京駅14:16着)
  • - 輸送航空便: JAL35便(羽田空港00:05発、シンガポールチャンギ国際空港06:10着)
  • - 輸送品: 梨(約300玉)

シンガポールでの盛り上がり


PRイベントは2025年10月9日から11日まで、シンガポールのGuoco Tower Urban Parkで行われます。仙台ターミナルビルが出展し、梨の試食・販売を通じて仙台の魅力を現地に伝える機会となります。また、イベントではパンフレット配布なども行われ、日本の魅力を発信します。

「THE JAPAN RAIL FAIR」は、JR東日本のシンガポール現地法人が主催するイベントで、日本各地の自治体や事業者と協力し、日本の旅や食文化を紹介しています。このイベントは毎年多くのシンガポールのお客さまに賑わい、2025年も盛況が期待されています。

地域活性化の新たな道


今後シンガポールでの取り組みを通じて、JR東日本とJALは、地域経済の活性化や地産品の海外展開を加速させることが見込まれます。また、両社は「東北共創プロジェクト」を通じて、東北地域の発展に寄与するための連携を進めており、その成果を全国に広めていく予定です。

「JR東日本とJALによる地産品の海外輸送」という新たな試みは、今後の地域・経済の発展に寄与する重要なステップと言えるでしょう。この連携によって、地元の特産品が世界に羽ばたく日も近いかもしれません。


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会社情報

会社名
日本航空株式会社
住所
東京都品川区東品川2-4-11野村不動産天王洲ビル
電話番号
03-5460-3121

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