名古屋に新たなXRエンタテインメント施設「IMMERSIVE JOURNEY」2026年開業
名古屋市の栄地区に、2026年1月23日にオープン予定の大型XRエンターテインメント施設「IMMERSIVE JOURNEY」の詳細が明らかになりました。この施設は、株式会社名鉄インプレスと株式会社CinemaLeapが共同で運営し、東海エリア初の試みとなります。
XRエンターテインメントとは?
XR(Extended Reality)とは、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、複合現実(MR)を一括りにした総称を指します。この最新技術を駆使した「IMMERSIVE JOURNEY」では、訪れる人々が現実世界を超えた新しい体験をすることができるのです。マーカーを認識するVRデバイスを用いることで、参加者同士が互いに認識可能であり、リアルタイムでのインタラクションが楽しめます。
施設の概要
「IMMERSIVE JOURNEY」は名古屋市中区栄3丁目4-5スカイル10階に位置し、約75名が同時に体験できる大規模な屋内施設です。料金は平日4,000円、土休日5,000円で、対象年齢は8歳以上。所要時間は約45分で、ヘッドマウントディスプレイの着脱や説明時間も含むと、全体で約60分のプログラムとなります。
この新施設では、オープニングコンテンツとして「Horizon of Khufu」(ホライゾンオブクフ)が提供されます。このVR体験は古代エジプトのクフ王とピラミッドに焦点を当てており、訪問者はガイドのモナと一緒に壮大なピラミッド内部を探索する冒険に出ます。それぞれのコーナーでの説明を受けながら、古代エジプトの神秘に迫る刺激的な体験が待っています。
体験内容
「Horizon of Khufu」では、クフ王のピラミッドの内部に足を踏み入れた後、大回廊を歩き、「ファラオの石棺」に近づきます。時空を超えた旅は、ピラミッドの頂点からガザやカイロの絶景を眺め、ナイル川を渡る「太陽の船」の航行へとたどり着きます。4500年前の古代エジプト人の神聖な儀式を目の当たりにする、全く新しい冒険が展開されるのです。
地域への貢献
名鉄インプレスは、地域の文化レジャー事業を支える企業であり、「日本モンキーパーク」や「野外民族博物館リトルワールド」といったテーマパークの運営で知られています。この新施設の開業により、地域のエンターテインメント環境を一層充実させ、訪れる人々に新しい体験を提供しようとしています。
また、CinemaLeapは、メディア技術を駆使したクリエイティブカンパニーであり、独自のストーリーを通じて人々に新しい体験を届けています。両社の提携により、名古屋の文化やエンターテインメントを次のレベルへと引き上げることが期待されています。
まとめ
「IMMERSIVE JOURNEY 名古屋」は、名古屋市民のみならず多くの訪問者にとって、新たな体験型エンターテインメントの場となることでしょう。2026年1月の開業を楽しみにしながら、XR技術を利用した未来のエンターテインメントに期待が高まります。詳細は、12月中旬に発表予定のチケット情報などに注目してください。