EIZO 新モニター発売
2024-09-05 17:59:36

手術映像を立体的に表示するEIZOの42.5型モニターが登場

EIZO株式会社は、医療分野に特化した新製品「CuratOR EX4342-3D」を2024年10月1日に発売します。このモニターは、手術室での使用を前提として開発された42.5型の4K/3Dモニターです。その特筆すべき点は、手術顕微鏡や内視鏡、手術支援ロボットの映像を、3840×2160ピクセルの高解像度で立体的に表示できることです。

手術や治療法が進化する中で、精密な視認性が求められています。EX4342-3Dは、その巨大なサイズと高精細な映像表示により、医師が手術の細部を極めて明確に確認できる環境を提供します。特に、医療現場では画像の鮮明さが手術の成功に直結するため、この新しいモニターは期待がかかります。

この製品は、EIZOが誇る3Dモニターラインアップの中で最大サイズであり、すでに販売中の32型モデルと併用することで、さらなる大画面での視認体験が可能となります。加えて、EX4342-3Dは、重量が軽量でありながらも堅牢性を兼ね備えており、医療現場の特異な設置環境に柔軟に対応します。VESA規格に準拠しているため、さまざまなモニタースタンドや装置に適応できる点も見逃せません。

細部にわたる技術的特長も豊富です。まず、映像の色標準「BT.2020」のエミュレーション機能を搭載し、HDR技術( PQ方式、HLG方式)を用いたリアルな映像表示を実現しています。サイド・バイ・サイドやライン・バイ・ラインといった3D信号フォーマットにも対応し、2つの映像を同時に表示することも可能です。

さらに、安全性を高めるために、映像入力信号が途切れた場合に自動的に保護機能が働くフェイルセーフ機能が設けられています。3D映像の視聴には軽量で曇りにくい3Dめがねが付属しているため、実際の手術シーンでの使用にも耐えられる設計です。

EIZOは、この新しいモニターによって医療現場における映像技術の進化をさらに推し進め、医師が手術をより効果的に行える環境を提供することを目指しています。EX4342-3Dの詳細情報は、公式サイトで確認できます。製品の特徴や仕様について興味がある方は、ぜひEIZOのページを訪れてください。

本製品は医療機器ではなく、あくまで映像表示装置としての位置付けです。EIZO及び関連ロゴはEIZO株式会社の商標であり、その品質と技術力は業界内外で高く評価されています。


画像1

会社情報

会社名
EIZO株式会社 企画部 マーケティングコミュニケーション課
住所
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。