運用自動化ツール『OCE ONGR』がもたらす効率化の新時代

株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング、新運用自動化ツールを発表

株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング（東京都大崎、代表取締役：武田健三）は、運用自動化ツール『OCE ONGR（おにぎり）』の提供を開始しました。この新しいSaaSサービスは、監視運用に伴う負担を大幅に軽減し、アラートへの迅速な対応を可能にします。

背景

近年、クラウド環境やシステムが多様化する中で、監視運用にかかる負荷は増加の一途を辿っています。特に、深夜や休日の障害対応や、監視設定変更作業の煩雑さが運用担当者にとっての大きな悩みの種となっています。これらの課題を踏まえ、OCE ONGRは、運用環境の効率化を目的に開発されました。

監視運用の課題

多くの企業が抱える監視運用の課題は次の通りです。

1. 深夜・休日の障害対応の煩わしさ
深夜や休日に発生した障害に迅速に対応するためには、常にメールを確認する必要があり、担当者に大きな負担がかかります。

2. 監視設定変更時の負担
監視条件や静観設定の変更には、他部署やベンダーとの調整が必要で、公正な対応が難しいのが実情です。

3. ツール導入のハードルの高さ
運用効率化のためのツール導入には、一時的な本番環境の設定変更が必要で、その過程が煩雑であることが多く、新しいツールの導入が進まない現状があります。

OCE ONGR（おにぎり）の特長

OCE ONGRは、以下の特長を持つ運用自動化ツールです。

1. 自動化された監視運用と迅速な対応

監視業務において、メールのフィルタリングから対応状況の把握、担当者への電話通知を全自動化します。これにより、重要なアラートを見逃すリスクが最小化され、初動の迅速な対応が可能となります。

2. Webベースのダッシュボード

ダッシュボードからは、監視条件や静観設定を簡単に変更できます。これにより、メールや電話による煩雑な調整が不要になり、即時の設定見直しや静観対応もスムーズです。

3. かんたん導入

OCE ONGRの導入は簡単で、既存のシステムに対して指定アドレスを追加するだけで使用開始できます。オンプレミス・クラウドを問わず、多彩な環境に対応し、新たなハードウェア購入や大掛かりな設定変更は必要ありません。

アラート管理機能

このツールは、アラートメールの内容に基づいた自動対応フローを構築します。特定条件に該当するメールをフィルタリングし、未対応のアラートがあれば自動で担当者に電話通知を行います。

ダッシュボード機能

ダッシュボード上では、フィルタリングキーワードや電話連絡先、静観設定などを簡単に修正できます。この機能により、運用担当者の負担が一層軽減されます。

その他の機能

OCE ONGRは、以下の機能も含まれています：

- バッチジョブ管理機能
- 緊急アラート通報機能
- ガバメントクラウド対応オプション

まとめ

運用自動化ツールOCE ONGRは、監視運用の効率化に寄与し、運用担当者の負担を大幅に軽減します。手軽に導入できるこのツールは、AWSのFoundational Technical Review（FTR）を取得した認定ソフトウェアであり、信頼性も抜群です。興味がある方は、ぜひ公式サイトを訪れて詳細を確認してください。

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