電動シニアカー『アクシア』
2016-03-25 11:20:01
テラモーターズとREGATEが新たに提携!グローバル市場に電動シニアカー『アクシア』を提供
新たな提携で進化する電動シニアカー『アクシア』
テラモーターズ株式会社と株式会社REGATEが、電動シニアカー『アクシア』を全世界に展開するための提携を発表しました。この提携は、両社がそれぞれの強みを結集し、電動シニアカーをより身近に、より多くの人々に愛される存在にすることを目指しています。
提携の背景
テラモーターズは東京都渋谷区に本社を構えるEVバイクやEV三輪の開発・設計・販売を行う企業で、国内でのシェアも高い実績があります。一方でREGATEは、大阪市を拠点にした総合リユース事業や広告事業を展開し、特に中古品の販売サイト「福ちゃん」を運営することで知られています。両社の強力な連携により、低コストで利用しやすい電動シニアカーが期待されています。
『アクシア』の特長
『アクシア』は、経済的な走行が可能な電動シニアカーです。1回の充電で30円ほどのコストで、航続距離は驚きの40km。操作も容易で、特に大きなハンドルデザインが特徴です。また、周囲の人が操作できる緊急ブレーキ機能や、坂道での転倒防止キャスターなど、安全性にも配慮がされています。これにより運転者と周囲の人々が安心して利用できる製品となっています。
希望小売価格は28万9900円(税込みではありませんが)、競合他社製品と比べても非常に手の届きやすい価格設定がなされています。全国のホームセンターやネットショッピングでも購入が可能で、今後も販路の拡大に努めていく方針です。
社会的意義
昨今、高齢者による自動車事故が社会問題となっています。『アクシア』は、より安全な移動手段として、特にお買い物などの足代わりに期待されています。日本の道路交通法では、電動シニアカーは歩行者扱いとなるため、運転免許も不要。一般道を走行する際も、車道ではなく歩道を走ることが許可されています。この点からも、高齢者が環境に優しく、かつ安全に移動できる方法として、有用性が高いといえるでしょう。
企業の今後の展開
テラモーターズ株式会社は、最近ドローンビジネスへの参入を発表し、新たな分野でも成長を目指しています。また、既存のEVバイク部門でも、昨年には日本企業初の電動三輪車の公的認証を受けるなど、国際的な競争力も高めています。
REGATEも、グローバルな視点でリユース事業を拡大中で、設立から1年で年商20億円を達成するなど、その成長速度は驚異的です。今期もさらなる市場拡大に挑戦し、新たな顧客層の獲得を目指しています。
まとめ
テラモーターズとREGATEの提携は、電動シニアカー『アクシア』を通じて、高齢者の新たな移動手段を提供し、より安全で快適な社会作りに寄与することを目指しています。今後、この商品が高齢者の日常生活にどのように溶け込み、利用されていくのか、その動向が注目されています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社REGATE
- 住所
- 大阪府大阪市中央区博労町1丁目8-8ピカソ堺筋本町ビル202
- 電話番号
-
045-594-6620