横浜でメタノール供給
2026-02-09 14:50:02

横浜港で国内初のメタノールバンカリング実施!海運のグリーン化に向けた一歩

横浜港でのメタノールバンカリングの意義と取り組み



2026年2月6日、横浜港において、商船三井を中心とする5者が協力し、国内初となるメタノールのバンカリングが実施されました。これは、環境に配慮した持続可能な海運の実現に向けた重要なステップです。

メタノールバンカリングとは?


メタノールは、基礎化学品として多岐に渡る用途を持ち、特に燃料としては比較的クリーンな燃焼特性があります。従来の重油に代わる代替燃料として注目されており、GHG(温室効果ガス)の排出削減に寄与する可能性があります。今回は、商船三井が運航するメタノール二元燃料外航船「第七甲山丸」と国華産業が運航する内航ケミカルタンカー「英華丸」間で行われました。

そして、使用されたメタノールの一部は、三菱ガス化学の新潟工場で製造された国産のバイオメタノールであり、今後の運航時にも利用される予定です。このバンカリングにより、メタノール燃料の普及促進が期待されます。

事業者の連携と安全対策


バンカリング実施には、商船三井、国華産業、出光興産、三菱ガス化学、横浜市の5者が協力しました。特に、国土交通省が主導した「メタノールバンカリング拠点のあり方検討会」で安全対策や手続きが整理されており、その知見を元にした実施は大いに評価されます。

2024年9月には、横浜港でメタノールバンカリングのシミュレーションも行われ、得られたノウハウを活用し、今回のバンカリングが実現しました。このような取り組みは、メタノールを用いた海運業界の新たな基準を設けるために重要です。

メタノールの環境への貢献


メタノールは、CO2や廃プラスチック、バイオ原料から製造されており、ライフサイクル全体でカーボンニュートラルを実現する可能性を秘めています。重油に代わるこのクリーンな選択肢は、現代の海運業における競争力を高めるだけでなく、環境負荷の低減にも寄与しています。

今回の取り組みは、日本国内でのメタノールバンカリングの普及に向けた大きな実績となりました。メタノールの利用が進むことで、海運業の脱炭素化が進むことを期待しています。

結論と今後の展望


商船三井は、2050年までにネットゼロ・エミッションの達成を目指し、引き続きクリーンエネルギーの導入を促進していきます。2030年までにLNG/メタノール燃料外航船の投入を目指しており、環境負荷を減少させるための一環として、今回のメタノールバンカリングの取り組みを重要視しています。

今後も、横浜市や関係企業が連携を深め、メタノールバンカリングの実施に向けた取り組みを進めていくことが期待されます。これにより、持続可能な海運業の発展が実現され、ひいては全社会の環境戦略に寄与することでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社商船三井
住所
東京都港区虎ノ門2-1-1 商船三井ビル
電話番号

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