ファーストライト、LobbyAIに対する投資を発表
ファーストライト・キャピタル株式会社が、AIによる行政・公共情報プラットフォームの開発を行うLobbyAI株式会社に対し、リード投資家としてプレシリーズAラウンドに出資したことが明らかになりました。この投資は、今後の官民連携や公共調達市場の成長を見越したものとされています。
官民連携の背景にある課題
日本においては、社会課題がますます複雑化しており、官民連携の必要性が高まっています。公共調達市場は年約9兆円の規模を持ち、企業にとっては新たな成長のチャンスとなっています。しかし、行政情報は各中央省庁や自治体によって分散して公開されているため、それらを通じて政策の動向を把握するのは容易ではありません。
議会議事録や予算資料、さらには審議会資料など、膨大な文書を読み解くには専門知識と時間が必要です。そのため、官民間の情報の非対称性が生じており、官民連携の機会損失や調達プロセスの不透明性という構造的な問題が発生しています。
LobbyAIの提案
こうした中、LobbyAIはAIを活用して行政・公共分野の公開情報を解析し、構造化を行うことで、企業の政策渉外や自治体向け事業開発を支援しています。彼らが提供する「LobbyAI Local」は、全国1,700以上の自治体の議会発言、入札情報、政策計画、予算資料などを一元的に解析し、各自治体の関心がある政策テーマや新たな提案機会を可視化します。
このツールを利用することで、行政リサーチから提案先の特定、接点戦略まで、一貫したプロセスで支援が可能になり、従来属人的だった政策渉外業務をデータに基づいた効率的なプロセスに変革することができます。
ファーストライトの評価
ファーストライトは、行政テックという参入障壁が高い領域に真摯に取り組むLobbyAIのチームと、その“データアクセスに非対称性がない世界”というビジョンを高く評価しています。AI技術と政策知識の深さが、企業と行政の連携における構造的な課題解決に貢献することを確信し、今回の出資を決定しました。
この出資を通じて、当社はLobbyAIが目指す「民間企業と政治・行政をAIでつなぐ」という未来の実現に全力で支援していく所存です。
ファーストライト・キャピタルについて
ファーストライト・キャピタルは、SaaS、AI、オートメーションなどのデジタル領域に特化したベンチャーキャピタルであり、日本の急速に進化する社会課題に立ち向かうアーリーステージのスタートアップに対して投資と成長支援を行っています。当社は、企業のビジョン実現をサポートするため、リアルな事業経験に基づいたリードを行っています。
ファーストライト・キャピタルの詳細