Uniswap-Arbitrum Grant ProgramからのGrant授与とキャンペーン開催
Slash Fintech Limitedは、2024年3月からの参加を経て、Uniswap-Arbitrum Grant Program(UAGP)より助成金を受けたことを発表しました。この業績を記念して、同社はSlash Vision Portalを通じて、Voting Powerが20000以上のSVLステーカーを対象にした$ARB × Alpha-Baseキャンペーンを開催します。
Uniswap-Arbitrum Grant Program(UAGP)
UAGPは、UniswapとArbitrumの生態系内でのプロジェクト支援を目的とした6か月の助成金プログラムです。主な目標は、持続可能な利益の創出と成長の促進であり、これによりUniswap-Arbitrumエコシステム内のプロジェクトが活性化されることを目指しています。このプログラムは、Arbitrumのプロトコル内におけるUniswapの$ARBトークンを利用し、Aretaの提案によって設立されました。
Slash Fintechは、このプログラムを通じて、Slash Payment on Arbitrumのさまざまなメトリクスを追跡し、アジアにおける月次決済数の向上に努めました。その結果、UAGPの支援を受けた事業開発は大きな成果を上げ、これがGrant授与につながったことは、同社の活動の大きな成果と言えます。
$ARB × Alpha-Baseキャンペーン
$ARB × Alpha-Baseキャンペーンは、Slash Vision Portalでのエアドロップを通じて、主に日本などのアジア市場でのSVLエコシステムの発展を目指しています。これまでにも、Alpha-Baseでは$MNTや$BONSAICOINのエアドロップを実施し、ステーカー向けのインセンティブ設計を通じてエコシステムの発展を促してきました。
さらに、今後は韓国のプロジェクトであるBifrost、C2E、およびkanalabsとの連携も予定されており、トークンを活用したビジネス開発とともに日本市場での教育活動にも力を入れる方針です。また、Voting Powerを確認できる新たなプロダクトも開発中で、毎週のエポックごとにこの情報が更新されることで、エコシステムの透明性が向上します。
この取り組みにはUAGPからのGrantの一部が利用されており、アジア市場におけるSVLの発展をサポートすることを第1の目的としています。余剰の$ARBについては、今後の事業開発進捗に応じて決定される予定です。
AretaとSlash Vision Labsについて
Aretaは、Web3エコシステムの中心となる独立系投資銀行サービスを提供しており、新興企業から機関投資家まで多様な関係者に対応しています。その目的は、伝統的財務の知識とクリプトの洞察を融合し、オープンエコノミーの成長を支援することです。
Slash Vision Labsは、Slash PaymentとSlash Cardの開発を進めています。暗号資産決済サービスであるSlash Paymentは、2022年8月にスタートし、すでに1億8,000万ドル以上のGMVを記録しています。Slash Cardは、法定通貨と暗号資産を統合し、日常生活での利用を促進することを目指しています。将来的には、ガバナンストークン「Slash Vision Labs Token(SVL)」をMantle Network上に上場させ、エコシステムの成長を推進していく見込みです。
このように、Slash Fintech Limitedは暗号資産を用いた決済手段の普及を目指し、国内外の事業展開をさらに加速させる計画です。今後の動向に注目が集まります。