オリィ研究所、LIFULL HOME'S「FRIENDLY DOOR サポートデスク」と業務提携し、住まい探しを支援
「人類の孤独を解消する」を理念に掲げるオリィ研究所は、株式会社LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」の「FRIENDLY DOOR サポートデスク」と業務提携を行いました。
「FRIENDLY DOOR サポートデスク」は、住まい探しに困難を抱える住宅弱者の方々向けに、LINEなどのチャットツールを通じて相談を受け付けるサービスです。2024年6月28日に開設され、移動困難者や住宅弱者の当事者であるオリィ研究所の分身ロボットOriHimeパイロットがサポート業務に携わります。
分身ロボットOriHimeパイロットによるサポート
OriHimeパイロットは、障害や病気などにより外出が困難な人々が、遠隔操作で分身ロボットOriHimeを介して社会参加できるサービスです。今回、OriHimeパイロットが「FRIENDLY DOOR サポートデスク」のメンバーに加わることで、移動困難な方々が住まい探しに関する相談を、よりスムーズに行えるようになります。
住まい探しに困難を抱える方々へのサポート
「FRIENDLY DOOR」は、高齢者、外国籍、LGBTQ、生活保護利用者など、様々な事情を抱える住宅弱者の方々に対し、親身になって住まい探しの相談に応じる不動産会社を検索できるサービスです。
新たに設置された「FRIENDLY DOOR サポートデスク」では、居住支援法人の紹介や行政支援に関する情報提供など、より専門的なサポートを提供することで、住宅弱者の方々の住まい探しを支援します。
サポート内容
「FRIENDLY DOOR サポートデスク」では、以下の内容に関する相談を受け付けています。
LIFULL HOME'SやFRIENDLY DOORの使い方
住まい探しの流れや手順
エリアごとの家賃相場
住む場所や物件の選び方
契約時に必要な書類
あなたに合った不動産会社探し
住宅弱者の方々への支援
オリィ研究所は、分身ロボットカフェでの就労や企業へのテレワークでの就職・転職支援など、「外出困難者のはたらく選択肢」を広げる取り組みを行っています。
今回の「FRIENDLY DOOR サポートデスク」への参画は、住まい探しにおける困難を克服することで、外出困難者の方々がより豊かに生活できる環境を構築するための取り組みの一環です。
今後の展開
オリィ研究所は、今後も「FRIENDLY DOOR サポートデスク」との連携を強化し、分身ロボットOriHimeパイロットを活用した住まい探し支援サービスの拡充を目指していきます。
株式会社LIFULL HOME'S「FRIENDLY DOOR」について
LIFULL HOME'S「FRIENDLY DOOR」は、高齢者、外国籍、LGBTQ、生活保護利用者、シングルマザー・ファザー、被災者、障害者、家族に頼れない若者、フリーランスなど、様々なバックグラウンドを持つ方々が安心して住まい探しができるよう、親身になって相談に応じる不動産会社を紹介するサービスです。全国5,700以上の賛同店舗が掲載されています。(2024年6月時点)
株式会社オリィ研究所について
オリィ研究所は、「人類の孤独を解消する」を創業理念に掲げ、障害・病気・介護・子育て等の理由で外に出ることが難しい「外出困難者」の選択肢を豊かにするサービスを研究開発・提供しています。
展開サービス
テレワークに特化した障害がある方のための人材紹介サービス「FLEMEE」
遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」
テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」
重度障害があっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置「OriHime eye+Switch(オリヒメアイプラススイッチ)」
* 外出困難者が”パイロット“として分身ロボットOriHime・OriHime-Dを遠隔操作し、オーダーや配膳、お客様との会話など接客を行う「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」
詳しくは、株式会社オリィ研究所 公式サイト https://orylab.com/ をご覧ください。