AI法務プラットフォームがOktaと連携!
法務業務の効率化を実現するAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」が、Oktaの「Okta Integration Network」(OIN)に新たに登録されました。この連携により、特にIT管理者にとって、業務アプリケーションの安全性が大幅に向上することが期待されています。
LegalOn Cloudの特徴
「LegalOn Cloud」は、これまでのリーガルテックの概念を覆す、新しいAIテクノロジーを活用したプラットフォームです。従来の法務業務は、複数のシステムを用いた管理が一般的でしたが、このプラットフォームでは、企業法務に必要なさまざまな管理体制を一つの環境で構築可能としています。具体的には、マターマネジメント、コントラクトマネジメント、契約審査、法令調査など多岐にわたる機能を提供します。
このシステムは、お客様のニーズに応じてカスタマイズ可能であり、法務部門の業務を一元化して管理することで、作業の無駄を排除します。さらに、法令の確認や契約書のレビューなど、専門的な業務もサポートしており、法務チームにとっての強力なパートナーとなることでしょう。
Oktaとのシームレスな統合
今回の記録的な連携によって、「LegalOn Cloud」利用者はOktaのアイデンティティ管理ソリューションと容易に連携が可能になります。具体的には、SAML認証を通じたシングルサインオン(SSO)を利用することで、IT管理者は設定作業を迅速に実行できるようになります。これにより、安全性を確保しながら、業務効率を一層高められるのです。
IT管理者にとっては、数多くのクラウドアプリケーションを扱う中で、利用者が簡単にアクセスできる環境を整えることは肝要です。SSOの設定が簡素化されることで、作業時間を大幅に短縮でき、より多くのリソースを他の業務に投じることが可能になります。
企業の声と今後の展望
Okta Japanの代表取締役社長、渡邉 崇氏は、「LegalOn Technologiesが提供する『LegalOn Cloud』がOINに登録されたことを大変嬉しく思います。これにより、Oktaを利用するIT管理者の方は、『LegalOn Cloud』とのSSO連携を簡単かつ迅速に実現できるようになります」と、利用者への大きなメリットを強調しています。
実際、Oktaとのシームレスな連携が実現することで、既存の法律文書や契約のレビュー体制が一層進化するでしょう。LegalOn Technologiesが2022年9月に登録したAI契約書レビューサービス「LegalForce」に続き、今後もさらなるアプリケーションのOSSへの登録が期待されます。
LegalOn Technologiesについて
株式会社LegalOn Technologiesは、「法とテクノロジーの力で、安心して前進できる社会を創る」という理念を掲げ、2017年から法人向けにAI法務プラットフォームを提供してきました。同社の提供するソフトウェアは、日本国内外での導入実績があり、多くの企業において法務業務の効率化を支援しています。特にAI契約レビューサービスは、業務の質を大幅に向上させる要因として注目されています。
将来的には、さらなる技術革新によって、法務業務の自動化や効率化が進む中、LegalOn CloudとOktaの連携がもたらす影響は計り知れません。この新たな技術革命が、企業法務の未来をどのように変えるのか、引き続き注目していきたいと思います。