電通総研がAWSへの移行を全面サポートする新パッケージを発表

電通総研、AWSへの移行を全面サポートする新パッケージを発表

株式会社電通総研は、最新のサービス「AWS IT トランスフォーメーションパッケージ for MCP 電通総研版」によって、エンタープライズ企業向けのIT基盤をAmazon Web Services（AWS）へと移行するプロセスを包括的に支援します。このサービスは、2025年6月24日より提供が開始され、企業のクラウドニーズに応えることを目指しています。

新サービスの背景

電通総研は2010年にAWSパートナーネットワークに参加。その後、多くの業種に向けてAWS環境の構築を支援し、数々のプロジェクトを手がけてきました。特に製造業や金融機関への対応が秀でており、自社でもAWS上でのサービス提供に取り組んできました。今後は、「Japan AWS All Certifications Engineers」や各種コンピテンシー認定の取得を進め、より充実したサポートを提供する運びとなります。

主な特長と内容

新たな「AWS IT トランスフォーメーションパッケージ」は、IT基盤のAWS移行を評価から運用まで一貫してサポートします。具体的には、以下のような機能を持っています：

1. 安全なクラウド移行の実現
電通総研は、基幹システムや大型仮想基盤のクラウド移行の豊富な実績を基に、安全かつ効率的な移行を実現します。顧客企業のQCDに則ったサービスを提供し、安心してクラウドへ移行できる体制を整えます。

2. HPC構築とインフラ最適化
特に製造業向けのハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）に特化した支援を行い、必要なパフォーマンスとコスト効率を満たしたクラウド基盤の開発を支援します。

3. 内製化の推進
クラウド戦略の立案から移行、運用までの一連のサービスで、顧客の内製化をサポート。企業が自らクラウドを活用できるように育成します。

4. AIを活用した最適化
Amazon QやAmazon Bedrockなどの生成AIを駆使し、業務の効率化を促進します。これにより、運用コストの削減とシステムの安定性向上を図ります。