新開発グリーン用環境芝「DTGOLF04」の特長
ISP環境開発株式会社は、岡山県玉野市に新たに設けたゴルフ練習場に、最新の環境芝「DTGOLF04」を導入しました。これは、従来の人工芝にはない本物のベントグリーンに近い自然な打球感を実現した革新的な商品です。パッティンググリーンの面積は350平方メートルで、他にもアプローチ練習場とバンカー練習場も設置され、合計で900平方メートルの施行面積を誇ります。この施設は「DTGOLF04」のショールームとしても活用され、全国販売も開始される予定です。
「DTGOLF04」とは?
「DTGOLF04」は、ポリプロピレンとポリエチレンからなる素材を使用し、強度と透水性を高める独自の技術によって開発されました。特に、パッティンググリーン専用の新しい充填材「D-REY G2」を使用しており、この充填材は抗菌・脱臭効果があり、堅さを調整する機能を持っています。これにより、長期間にわたって高品質なパッティングが可能となり、安定したボールのスピードと転がりが保証されます。
環境への配慮
近年、異常気象の影響で天然芝の維持が難しくなっています。それに加え、ゴルフ場の管理コストや環境問題も深刻化している中、「DTGOLF04」は、これらの課題を解決するために開発されました。高い耐久性を持ちながら環境負荷を抑えることができ、長期的に安定したプレー品質を提供します。
今後の展望
「DTGOLF04」はパッティンググリーンだけでなく、本格的なゴルフ場の構築へも応用可能です。現在、さらなる品質向上を目指し、ボール着弾時のスピンやスピードの実験を行っており、安定したメンテナンス方法も模索しています。今後は、ゴルフショートコースの造成やティーグラウンドへの適用も視野に入れています。
技術面での革新
また、環境芝の充填材には、最新の技術である「IFMC.」を導入しています。これは、ナノサイズのミネラル結晶体を使用しており、健康効果が期待できるとされています。血行促進効果があるため、スポーツや医療分野での応用も視野に入れています。
用途の多様性
「DTGOLF04」は、ゴルフ練習場やショップのほか、家庭の庭に本格的なパッティンググリーンを設けることも可能です。これにより、より多くの人々がゴルフを楽しむ環境を整備できるでしょう。
ISP環境開発株式会社は、アスリートファースト・環境ファーストという理念のもと、今後も新しい製品の開発を続けていきます。