新緞帳『amoroso』
2024-11-05 17:44:33

東京宝塚劇場に新たな舞台装飾、緞帳『amoroso』が寄贈されました!

高砂熱学工業株式会社の新しい緞帳『amoroso』が登場



このたび、東京宝塚劇場に新しい緞帳『amoroso(アモローソ)』が寄贈され、観客の前に姿を現しました。東京宝塚劇場は、宝塚歌劇の専用劇場として知られる場所で、2,079席を擁するこの劇場において、新しい装飾が施されることは特に注目されます。

緞帳のデザインと制作意図



新緞帳『amoroso』は、宝塚歌劇の華やかさや躍動感を体現する壮麗優美なデザインで作られています。デザインを手掛けたのは、株式会社川島織物セルコン。彼らは、西陣本綴錦織の技術を駆使しており、その結果として生み出された緞帳は、視覚的にも心を躍らせる仕上がりになっています。

幕のベース色は柔らかな印象の真紅のビロードで、これにロココ調の唐草模様がダイナミックに配置されており、観客からはその美しさに息をのむ瞬間が訪れることでしょう。さらに、唐草模様の縁には金色の縫い取りが施され、煌めく輝きを放っています。このデザインは、劇場内の空間を上品に演出しながら、観客に期待感を抱かせる効果を持っています。

制作過程では、株式会社阪急建装が関わり、製作には株式会社川島織物セルコンが手をこまねいています。細部にわたるこだわりが詰まった緞帳は、天地9メートル、間口24メートル、重さは約950キログラムと、まさに壮大な作品です。織り方には高い技術が求められる西陣本綴錦織が採用されています。

新緞帳の披露



新しく寄贈された緞帳『amoroso』は、東京宝塚劇場で行われる星組公演「記憶にございません! -トップ・シークレット-」とカルナバル・ファンタジア「Tiara Azul -Destino-」の公演に合わせて披露されます。これにより、観客は新緞帳の美しさを公演の開始前から感じることができるでしょう。初公演は本日、11月5日(火)13時30分から行われる予定です。

旧緞帳との比較



これまで使用されていた緞帳は『Waltz』で、2016年8月から2024年11月までの8年間にわたり活躍してきました。新たな緞帳『amoroso』がどのように観客や演者たちの心をつかむのか、今から期待が高まります。

このように、新しい緞帳は宝塚の舞台を盛り上げ、観客を魅了する重要な要素となるでしょう。東京宝塚劇場の未来には、新たな風が吹き込まれています。


画像1

会社情報

会社名
阪急電鉄株式会社
住所
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。