次世代医療機関向けの顔認証システム「EXC-9000」
医療機関や薬局での受付業務を変革する新たなシステムが登場しました。株式会社松村エンジニアリングが設計した顔認証付きカードリーダー「EXC-9000」は、患者のマイナンバーカードを読み取る際に、顔認証を併用することにより、本人認証の精度を飛躍的に向上させます。この技術の導入により、医療現場での混雑や業務負担の軽減が期待されています。
EXC-9000の基本機能
「EXC-9000」は、単にカードを読み取るだけではなく、最先端の顔認証システム「Saffe(セイフ)」を搭載しています。患者がカードを読み取る際に、機器に備えられたカメラが顔を認識し、手間のかからない本人確認が可能となります。このシステムにより、自宅から病院までの移動の際の感染リスクも低減することができ、安心して医療サービスを受けられる環境が整います。
さらに、EXC-9000は確認後に個人情報を保存しないため、プライバシーの保護が強化されています。これにより、外部への情報流出のリスクを最小限に抑えることができます。
Saffe導入の大きな利点
内蔵されている「Saffe」は、顔認証技術の先駆者であり、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)の評価で高い精度が証明されています。このシステムは、眼鏡やマスクを着用している患者にも対応しており、他人へのなりすましを検知する機能もあります。
導入の手軽さ
「Saffe」は専用ハードウェアを必要とせず、既存のスマートフォンやタブレットで手軽に運用が可能です。ソフトウェアの導入も簡単で、従来のシステムと比較して低コストでの導入が可能です。小規模からの導入にも対応しているため、個人宅や小規模な医療機関でも利用できます。
EXC-9000の使いやすさ
「EXC-9000」の設計は、利用者が操作しやすいように考慮されています。10インチ相当のタッチパネルを装備し、日本語だけでなく英語、韓国語、中国語に対応。さらに、設置環境に応じて画面を縦にも横にも使用できるため、設置場所を選びません。
また、カードが容易に入れやすく、取り出しやすいデザインが施されているため、利用者の負担を軽減します。
企業のバックグラウンド
株式会社松村エンジニアリングは、1988年の設立以来、電子機器の開発と製造を手掛けており、特にセキュリティ関連の製品において高い評価を受けています。そして、EXC-9000の開発には、業界における豊富な経験と専門知識が生かされています。
この新たな顔認証システムは、医療機関や薬局において、より安全で効率的なサービスを提供することに寄与するでしょう。このような技術革新が進むことで、今後の医療業界が一層の発展を遂げることが期待されます。
お問い合わせ情報
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