最先端のVRコンテンツ革命
1→10designが提供開始した全自動人体3Dモデリングシステム「ANATOMe™」は、従来の手作業によるデータ修復を払拭する画期的な仕組みです。かつてはスキャニングプロセスで起こるポリゴン欠損の修復に多大な工数を要していたため、迅速に3Dモデルを生成することが難しい状況が続いていました。しかし、この新システムは、わずか数分で高精度なデータを作成します。
自動センサリング機能
「ANATOMe™」の特長として、人体に存在する22箇所の関節を自動でセンサリングし、モデリングデータに自然な動きを与えるモーションデータを容易に適用できる点が挙げられます。これにより、ゲーム開発やエンターテイメント分野での利活用が期待されています。生成されたスキャンデータは、UnityやUnreal Engineなどの人気のゲーム開発プラットフォームで利用可能です。また、WebGL技術を用いて、PCやスマートフォンのブラウザ上での表示も支援しています。
補助金支援と特許出願中
この「ANATOMe™」は、京都府の中小企業支援制度の助成金を受けて開発されており、現在特許出願中(特願2016-035115)です。これにより、技術の実用化が今後さらに進むことが期待されます。
多様な応用分野
1→10designは、「ANATOMe™」を中核として、モーションセンサーと組み合わせた3Dヘッドマウントディスプレイを用いたエンターテイメントコンテンツの開発に取り組むほか、アパレル業界向けに3Dファッションコーディネートを提供し、スポーツイベントや音楽ライブのオンライン配信にも応用されます。さらには、人間国宝の動作記録など、文化教育分野にもこの技術を展開していく予定です。
将来的なビジョン
1→10designは、将来的に全人類の3D人体データを取得し、オンラインデータベースを介してさまざまなサービスで自由に利用できるプラットフォームの構築を目指しています。このビジョンは、テクノロジーの普及を通じて新たな価値を創出することを狙っています。
1→10HOLDINGSについて
1→10HOLDINGSは、デジタル分野の可能性を追求するクリエイティブスタジオです。ブランドや社会が抱える課題を解決するために、アイデアとクリエイティブの力をもって常に新たな挑戦をしています。組織は、CANNES LIONS・GOLDやADFEST・グランプリなど、150以上の広告賞を受賞した実績があります。
それに加えて、感情認識が可能なパーソナルロボット「Pepper」の会話エンジン開発や、日本財団パラリンピックサポートセンターとの共同プロジェクトなど、多岐にわたるプロジェクトを手掛けています。
公式ウェブサイトは
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お問い合わせ先
本件についての詳細な情報は、株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングスの五明(東京オフィス)までお問い合わせください。
電話番号:03-5781-3600
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