福祉の魅力を高校生が発信する「いばふくFUKUSHI BEANS'24」開催レポート
2024年2月3日、茨城県で福祉の重要性を若い世代に伝える体験型イベント「いばふくFUKUSHI BEANS'24」が行われました。このイベントは、学生たちが主体となり、福祉業界の多様な仕事とその魅力を発信することを目的としています。「ビーンズ」という名称は、節分の日に関連し、未来のハッピーな出発を象徴しています。
多彩なテーマでの体験型イベント
本イベントでは「福祉×〇〇」という8つの異なるテーマを設け、トークショーやワークショップ、展示会などが展開されました。各テーマごとに福祉や介護業界で活躍するゲストが登場し、参加者たちに福祉の仕事の魅力を楽しく伝えました。
高校生たちはボランティアとして参加し、各ブースでの体験を通じて、福祉の仕事を身近に感じる貴重な機会を得ました。また、それぞれのブースの特徴を掴み、キャッチコピーを考案することで、福祉の楽しさや働きがいを発信する役割も果たしました。
参加者からのフィードバック
イベントに参加した高校生からは、以下のような声が寄せられました。
- - 「介護福祉に初めて触れ、理解を深められる良い機会だった」
- - 「多様性の社会で悩みを共感できる仲間に出会えた」
- - 「福祉についての知識を得られ、楽しさを感じることができた」
これらの感想からは、実際に触れ合ったことで福祉に対するイメージが変化したことが伺えます。53名の学生が参加したアンケートでは、約90%がポジティブな変化を感じたとのことです。
各ブースの特色
福祉×エンタメ
手話パフォーマンスを通じて、障がい者と健常者の懸け橋を築く活動が発表されました。高校生考案のキャッチコピーは、「手話で表情豊かに、明るく楽しく」に。参加者は手話の楽しさを体感しました。
福祉×介護技術
匠の介護技術に触れ、利用者の楽しみを引き出すことの重要性を学ぶセッションでした。学生たちは、介護の魅力を自らの言葉で伝えるキャッチコピーを考えました。
福祉×食
嚥下食を提供するコミュニティの取り組みを紹介し、味わいながら福祉の仕事の重要性を感じました。「人の心をとろとろにする」というキャッチコピーが印象的です。
福祉×ファッション
多様なファッションを模索するプロジェクトが展示され、学生は「可能性は無限大」とのキャッチコピーをつけました。
福祉×アート
アートの力を利用したワークショップを通して、唯一無二の創造性が表現されました。
未来への取り組み
今回の「いばふくFUKUSHI BEANS'24」は、福祉人材不足という社会的な問題に対する解決策を模索する一歩です。いばふくプロジェクトは、若い世代が福祉の魅力に気づき、将来の福祉人材として成長する手助けを目指しています。
今後の活動に目を向け、さらなる福祉の発展に期待が寄せられます。参加者たちの新しい発見と成長が、福祉の未来に繋がっていくことでしょう。
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