企画展「10年目のHello, Goodbye. 松島水族館展」
仙台うみの杜水族館では、開館10周年を記念し、特別企画展「10年目のHello, Goodbye. 松島水族館展」を2025年11月1日から11月24日まで開催します。このイベントは、閉館から10年が経つマリンピア松島水族館への感謝とともに、過去と現在を結ぶ新たなつながりを探るものです。
マリンピア松島水族館の思い出
1972年に開館したマリンピア松島水族館は、地域の人々に愛され続けてきました。その存在は多くの人々の心に残り、特に東日本大震災以降の閉館は、まだ多くの記憶を鮮明にしています。その後、松島水族館での経験を受け継ぎ、2015年にオープンした仙台うみの杜水族館も、閉館した松島水族館と同様に多くの魅力を持っています。
本企画展は、マリンピア松島水族館での貴重な写真やエピソードを通じて、再びその思い出をみんなで分かち合いたいという願いが込められています。展示スペースには、来館者からの思い出の写真やコメントも集まる予定です。
高平大輔氏の情熱が生んだアート
この企画展が実現可能になったのは、アートディレクター高平大輔氏との出会いが大きく影響しています。彼は、当時の松島水族館の記憶を未来へ繋ぐための情熱に満ちています。展示スペースは、小さくても温かい「手作りの空間」として構築され、訪れた人々に親しみやすさを与えることでしょう。
ドキュメンタリー映像「In my Life」
展示の一環として、「In my Life」というドキュメンタリー映像も上映されます。この映像では、元松島水族館のスタッフが語るその日々の生活や思い出、特に再オープンの日のエピソードが語られます。震災後の再生の道を歩む中で、どのように人々が支え合ったのかが描かれ、その思いを共感することができるでしょう。
思い出の写真を募集中
また、来館者から松島水族館に関する思い出の写真を募集中です。思い出のエピソードと共に応募し、展示に加わることで、より豊かな体験となります。これは、仙台うみの杜水族館のスタッフや、松島水族館を愛するたくさんのクリエイターたちの思いが融合した結果です。
オリジナルグッズも登場
さらに、10周年を記念して、松島水族館のデザインを取り入れたオリジナルTシャツも販売される予定です。これらのグッズは思い出を形にする素晴らしいアイテムになるでしょう。
今秋、皆様の思い出と共に水族館の未来を見つめる特別な体験をお楽しみください。