大丸心斎橋店本館
2019-06-11 13:00:40
大丸心斎橋店本館が誕生!新たなランドマークとなった歴史ある百貨店
新たな歴史を刻む大丸心斎橋店本館の魅力
2019年9月20日、大阪の繁華街である心斎橋に新たなランドマークが誕生しました。約300年の伝統を持つ「大丸心斎橋店」が、86年ぶりに本館を建て替えたのです。心斎橋は、約15万人が行き交う賑やかな商業エリアであり、アメリカ村や南船場・堀江などの多彩な街区に囲まれています。このような街の中心で、百貨店の未来像を具現化した本館が登場したことは、地域にとって大きなイベントです。
未来に向けた革新的な取組み
新しい「大丸心斎橋店 本館」は、ただの百貨店ではなく、“世界と未来に向けて進化する百貨店”という理念のもとに設計されています。本プロジェクトでは、品揃えやデザイン、環境への配慮など、すべてにおいて新しい百貨店モデルを示そうとしています。心斎橋店の強みである富裕層やインバウンド顧客の受け入れを強化し、「リアル店舗でしか体験できない価値」創造を目指した結果、新たなサービスと体験が詰まった店舗が誕生しました。
多様なストアコンセプトと提供価値
本館は、地下2階から地上10階までのフロア構成で、全370店舗が出店します。その中には関西初出店となる37店舗や、新業態の店舗が含まれています。各フロアは大丸心斎橋店の提供すべき価値、通称「フィロソフィ」に基づいて設計されており、来店者には驚きと発見の毎日を提供します。例えば、9Fにはインバウンドセンターが設置され、海外のお客様に特化したサービスが提供される予定です。また、7Fには緑あふれるテラスがあり、来訪者がリラックスできる空間が広がっています。
歴史的建築と最新の技術の融合
大丸心斎橋店本館は、名建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した旧本館をベースに、最新の技術を使ってその美しさを再現しました。旧本館から再利用可能な部材は積極的に活用され、最新技術で歴史的価値を継承しつつ新たな要素を盛り込んでいます。高約50m、幅約4mの大型LEDモニター「D-WALL(仮)」も設置され、デジタル技術と歴史的建築の融合が表現されています。
持続可能性への挑戦
大丸心斎橋店はESG(環境・社会・ガバナンス)推進のフラッグシップ店舗としての役割も担っています。館内で使用する電力はすべて再生可能エネルギーを利用することにしており、植樹や低炭素活動にも力を入れています。これにより、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。館内の物流管理の効率化やエコ材料の利用推進なども行われ、地域社会と共生する姿勢が見られます。
総力を結集したデザインイベント
さらに、大丸心斎橋店は大阪市とイタリア・ミラノ市との提携によるデザインイベント「OSAKA×MILANO DESIGN LINK」を立ち上げ、心斎橋の街を舞台にデザインの祭典を開催します。これによりファッションとデザインの交流を深め、さらなる地域の活性化を図ることが期待されています。
まとめ
大丸心斎橋店本館は、歴史と最先端技術が融合した新しい百貨店の形を提示しており、ただの買い物の場だけでなく、訪れる人々に特別な体験を提供する場として注目されています。心斎橋の中心で、未来へ向けた新たな価値の創出が始まっています。今後も注目の進化から目が離せません!
会社情報
- 会社名
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株式会社大丸松坂屋百貨店
- 住所
- 東京都江東区木場二丁目18番11号
- 電話番号
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