株式会社ダイサンが新たな人事評価制度を導入
株式会社ダイサン(藤田武敏代表取締役社長)は、2025年5月から新しい人事評価制度を適用することを発表しました。この制度は、同社が開発したWEBシステムを基盤に運用され、企業理念の浸透や「自律活躍型の組織づくり」を促進します。
新制度導入の背景
従来の人事評価制度が導入されてから10年が経過し、組織の実情に合っていないと考えられてきました。具体的には、組織サーベイの結果から評価基準が不明確であることが指摘されています。そこで、教育研修制度と連携した人材育成の新しい仕組みを模索し、従業員が企業理念を実践しやすい環境を整えることが求められました。
中期経営計画と組織の強化
ダイサンの新制度は、経営基盤の強化を目的とし、自律的に活躍できる人材の育成をサポートします。具体的には、企業バリュー「DAISAN SIX VALUE」と行動指針「ダイサンフィロソフィー」を基に、人物・能力・成果をバランスよく評価する仕組みが導入されます。これにより、従業員が自己成長の機会を得られるようになります。
従業員満足度を高める取り組み
新しい制度では、従業員満足度の向上も重視されており、企業理念に基づいた評価の仕組みを明確にしました。評価基準の透明性を高めることで、従業員は自らの評価がどのように行われるかを理解しやすくなり、納得感を得やすくなります。これにより、従業員の働きがいが向上することが期待されています。
評価すべき人物像の明確化
新制度では、「評価すべき人物像」と「役職ごとに求められる能力や役割」を明文化しました。これにより、従業員は自己のキャリアパスをより明確に理解し、成長に向けた目標を設定しやすくなります。明確な指針が示されることで、自身のキャリア形成を意識する機会が増えるでしょう。
新たなWEBシステムの機能
ダイサンが開発したこのWEBシステムには、評価シートの作成、評価項目や基準の設定、および従業員情報の管理機能が含まれています。このシステムの導入によって、評価業務にかかる時間や手間が大幅に削減され、透明性が高く、公平な評価基準の設定が可能となります。コンパクトな設計ながら、豊富な機能を備えたこのシステムは、企業のニーズに応えるものとなっています。
会社概要と活動内容
株式会社ダイサンは、くさび緊結式足場「ビケ足場」の施工や次世代足場「レボルト」のレンタルを行い、建設業界のニーズに応えています。また、デジタル事業部を新たに立ち上げ、建設業界全体のDX化を進める取り組みを強化しています。
会社情報
- - 社名: 株式会社ダイサン
- - 住所: 大阪府大阪市中央区南本町二丁目6番12号 サンマリオンタワー3階
- - 設立: 1975年4月1日
- - 代表者: 藤田 武敏
- - HP: 株式会社ダイサン | デジタル事業部
新たな人事評価制度を導入した株式会社ダイサン。これにより、企業理念の実現とともに、従業員満足度の向上を図り、さらなる成長へとつなげていく計画です。