お盆に心温まる提灯を無料で貸し出し、青葉園の伝統行事

お盆期間中の特別企画！青葉園での提灯無料貸し出し

埼玉県さいたま市にある公園墓地、青葉園では、毎年多くの人々が訪れるお盆の季節に向けて、提灯の無料貸し出しを実施しています。今年も例外ではなく、2025年8月9日（土）から8月17日（日）まで、訪れる方々に小型のLED提灯をお貸し出しします。この取り組みは、伝統的なお盆の風習を次世代に伝える重要な役割を果たしています。

提灯の使用方法と歴史

お盆はご先祖様をお迎えする大事な行事です。日本全国で、お盆の期間には、先祖の霊を自宅に招き入れるために提灯を灯します。この提灯の明かりは、迷わず帰ってきていただくための道しるべです。さらに、お盆の終わりには、無事に帰っていただくために提灯を使って送り火としても利用されます。

青葉園では、これまで蝋燭が主流だった明かりを、火災のリスクを考え小型のLEDに切り替えています。この選択は安全面だけでなく、利便性も高めています。迎え盆では、貸し出されたLEDを自宅に持ち戻っていただき、送り盆には改めて墓地までお持ちいただいてお使いいただけるのです。

青葉園での貸し出し詳細

- 貸出期間: 2025年8月9日（土）～8月17日（日）
- 貸出場所: 公益財団法人青葉園花販売所

埼玉県さいたま市西区三橋5-1505

- 貸出時間: 午前8時から午後4時
- その他: 使用後は提灯をお返しいただき、小型LEDはお持ち帰りいただいて構いません。

夏を楽しむためのサービスも

青葉園では、夏の期間により多くの方が来園しやすくなるよう、日傘や麦わら帽子の無料貸し出しも行っています。これらも花販売所でお気軽にご利用いただけます。

また、青葉園の隣には京料理店の「三門」があり、特製のかき氷を提供しています。涼を求めてお墓参りの後に立ち寄るのもおすすめです。かき氷のラインアップには、抹茶やあんずがあります。

- 所在地: 埼玉県さいたま市西区三橋5-934
- 営業時間: 平日10時から15時、土日祝も同様ですが不定時で営業
- 定休日: 詳細はHPをご確認ください
- WEBサイト: 三門公式サイト

青葉園について

青葉園は、1952年に開園した埼玉県初の民営公園墓地です。現在は公益財団法人として運営されており、樹齢約700年の「藤」や様々な季節の花々が訪れる人々を癒やします。公園墓地内では、夏には向日葵や百日紅が美しく咲き誇ります。

青葉園にお越しの際は、ぜひ散策を楽しんでください。日本の伝統行事であるお盆を通じて、ご先祖様との繋がりを大切にする時間を持っていただければ幸いです。