久慈市産琥珀を使用したエイジングケア化粧品「Donaco」が新登場

岩手県久慈市、ここは日本産琥珀の特産地として知られている土地です。この珍しい宝石をエイジングケア製品に使用したスキンケアシリーズ「Donaco」が、エリデン化粧品から新たに発売されました。これまで琥珀の美容効果には注目が集まっていましたが、その多くは海外産に限られていました。日本産の琥珀を化粧品に取り入れる試みは、これが初めてのことです。

「Donaco」はエスペラント語で「贈り物」を意味し、琥珀そのものが白亜紀の遺産とも言える存在です。この製品群は、化学的な防腐剤、人工香料、着色料、エタノールを一切使用せず、肌本来の能力を引き出すことを目指しています。使用される成分は全て天然由来であり、特に注目されるのが久慈市産の琥珀から抽出されたエキスです。これは、エリデン化粧品が日本国内の貴重な資源を活用し、世界市場に誇るスキンケアアイテムとするための第一歩です。

「Donaco」の特長は多岐にわたりますが、まず大豆由来のNcPAや三重らせんコラーゲンを配合し、肌のハリや潤いを保つ機能を持っています。特にNcPAは、体内でのヒアルロン酸合成を促進し、肌を引き締める効果が期待されています。一方、三重らせん構造のコラーゲンは、通常のコラーゲンよりも多くの水分を保持し、長時間にわたって肌の潤いをキープします。

この製品開発の背景には、岩手大学の木村賢一教授による久慈産琥珀から新たに発見された「クジガンバロール」という成分の発見があります。この成分は抗アレルギー作用があり、琥珀の美容効果をさらに高める可能性がある研究結果が得られました。エリデン化粧品はこの結果を基に、久慈産の資源を活かした製品化を実現しました。

また、各アイテムは特定の効果を持つように設計されています。例として「リンクルリペアクリーム」は、乾燥による小じわを目立たなくする能力が評価されています。また、「しっとりうるおい化粧水」や「うるおいハリ美容液」は、さらっとした使い心地ながら、しっかりとした保湿効果を兼ね備えています。さらに、「モイストウォッシュ」はきめ細やかな泡立ちが特徴で、洗顔後の肌に潤いを与えつつ、汚れをしっかり落とします。

エリデン化粧品の本社は東京都江東区に位置し、1986年に設立されました。現在も自社ブランド化粧品の企画販売や、コスメグッズの販売を行っており、オンラインでも製品購入が可能です。

「Donaco」は、美しく歳を重ねたい全ての女性に贈る特別なアイテムです。久慈市の誇りともいえる琥珀から生まれたエイジングケアを、ぜひ体感してみてください。