がん研究のEDC構築
2025-01-21 14:04:24

TXP Medical、重要ながん研究のEDC構築業務を担当へ

TXP Medicalが日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)の研究において、Electronic Data Capture(EDC)システムの構築を担当することが決まりました。この研究は、がん治療の新たな領域である患者報告アウトカム(PRO)の調査に焦点を当てており、2024年12月に向けて準備が進められています。

近年、がん治療の進展により、治療法の選択や結果だけでなく、患者自身の生活の質(QOL)にも配慮した研究が求められています。TXP Medicalは、患者報告アウトカムを電子的に取得・分析するための環境整備に注力し、研究者が使いやすい方式でデータを集めることを目指しています。

その一環として、TXP Medicalが提供する患者向けスマートフォンサービス「ありがとうサポートTM」(通称:ありサポTM)を活用し、得られたデータをEDCシステムと連携する機能を実装する計画です。これにより、もたらされる各種データはがん研究だけでなく、患者への支援にもつながっていくことでしょう。

NEXT Stage EDCの革新性


TXP MedicalのNEXT Stage EDCシステムは、従来の医療機関が抱える課題を解決するために開発されました。これまでの臨床研究では、コストやカスタマイズの煩雑さ、開発の遅延などが問題になっていましたが、TXP Medicalはこれを払拭するため、ユーザーフレンドリーな設計と迅速なカスタム開発を実現しました。
このシステムには、易しい項目選択機能や、時間経過後の入力を促すリマインド機能、さらには電子カルテの情報をOCRでデータ化する機能など、さまざまな先進的機能が装備されています。これにより、医療機関におけるレジストリ登録作業を大幅に軽減し、結果として迅速な症例集積が可能となります。

TXP Medicalは、420を超える医療機関とのネットワークを築き上げ、急性期医療データプラットフォーム「NEXT Stage」シリーズを用い、全国の医療機関において医療データの蓄積・分析を行っています。

TXP Medicalの使命


TXP Medicalは、「医療データで命を救う」というミッションのもと、救急医療分野における革新を追求しています。特に、救急集中治療医による運営体制のもと、従来不可能だった深い分析を可能にするため、900項目以上の検査データやバイタルサインを収集し、疾患の実態を明確にすることに注力しています。また、製薬会社や医療機器メーカーに対しても、有益な情報を提供しつつ、治験プランや研究デザイン立案支援など多様なサービスを展開しています。

今後、TXP Medicalはがん研究の発展に貢献し続けると共に、患者への実質的な支援に向けた活動にも力を入れていく所存です。進化を続けるTXP Medicalが作り出す未来に目が離せません。


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会社情報

会社名
TXP Medical株式会社
住所
東京都千代田区神田東松下町41-1H1O神田706
電話番号
03-5615-8433

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