サラシノールの新発見
2026-05-25 11:53:20

サラシノール研究が解明した新たな糖代謝メカニズムと腸内環境への影響

サラシノール研究が解明した新たな糖代謝メカニズムと腸内環境への影響



富士フイルム株式会社が、国立大学法人神戸大学および昭和産業株式会社との共同研究を通じて、機能性表示食品「メタバリア」及び「メタバリアプレミアムEX」に含まれるサラシア由来成分「サラシノール」の体内での作用メカニズムを新たに解明しました。この研究は、糖尿病やメタボリックシンドロームの予防に貢献する可能性があり、今後の機能性食品開発において重要な一歩となるでしょう。

研究の背景と目的


富士フイルムは、ヘルスケア分野においても長年の経験を活かして、糖質の吸収を抑える素材に注目してきました。特に、サラシノールは食事からの糖の吸収だけでなく、腸内の健康を改善する効果が期待されています。本研究の大きな目的は、サラシノールがどのように腸内で機能するのかを深く理解することです。

消化発酵モデルの構築


新たに開発された「炭水化物消化発酵モデル」を使用することで、炭水化物の消化および大腸での発酵過程を再現しました。このモデルを通じて、サラシノールがどのように糖の分解を抑制し、腸内環境に影響を与えているのかを詳細に解析しました。

研究成果: 糖の分解抑制機能


今回の研究により、サラシノールは二糖のみならず、三糖以上の多様な糖の分解をも抑制していることが確認されました。この結果、サラシノールが大腸まで届く糖の量を増加させ、有用な腸内細菌のエサとなる可能性が示唆されました。具体的には、サラシノールが添加されたモデルでは、長時間にわたり糖がより多く残存しており、腸内の善玉菌の増殖を促進することが確認されています。

研究成果: イソマルトオリゴ糖との関係


さらに、サラシノールは特定保健用食品の成分であるイソマルトオリゴ糖の分解を抑制することでも新たな知見を提供しています。サラシノールを加えた消化発酵モデルでは、イソマルトオリゴ糖がより多く残存し、ビフィズス菌の増殖が促進されることが観察されました。これにより、サラシノールがイソマルトオリゴ糖の効果を高めることが期待され、機能性食品の新たな可能性が広がります。

今後の展望


富士フイルムは、今回の研究成果を元にサプリメントや機能性食品の開発をさらに進め、人々の健康維持・増進に寄与することを目指しています。サラシノールを活用した新しい製品が市場に登場することを期待したいところです。

研究発表予定日


この成果は2026年5月15日より開催される「第80回日本栄養・食糧学会大会」にて発表される予定です。今後も富士フイルムは、企業や大学との連携を進め、さらなる研究を追求していくことでしょう。詳細については、富士フイルムの公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社富士フイルムヘルスケアラボラトリー
住所
東京都新宿区西新宿5丁目1番1号住友不動産新宿ファーストタワー 11階
電話番号
03-6300-6465

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