スイーツ甲子園最優秀賞
2025-08-29 10:04:58

スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップの最優秀賞が決定

スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ開催



今年で第18回を迎えた「スイーツ甲子園」関連のイベントである「ふくしまチャレンジカップ」が、8月24日に福島県のJヴィレッジで行われました。この大会は、福島県の大熊町、富岡町、楢葉町、広野町が共催し、東日本大震災と原子力災害の復興をスイーツの力で支援する目的で開催されています。

厳選された作品と受賞者



全国の高校生を対象に、4つの特産品をテーマにしたスイーツレシピを募集し、547組の応募の中から書類審査を経て、各部門3組ずつ、計12組が決勝大会に進出しました。審査は、一流シェフ4人によって厳正に行われ、各部門の最優秀賞が決定しました。受賞者は次の通りです:

  • - キウイ部門:大熊町賞 - 黒﨑翔太さん(栃木・国際TBC調理・パティシエ専門学校)
  • - パッションフルーツ部門:富岡町賞 - 河原洋姫さん(岡山・おかやま山陽高等学校)
  • - サツマイモ部門:楢葉町賞 - 脇田葵さん、木田美々花さん(和歌山・南部高等学校)
  • - バナナ部門:広野町賞 - 瀬戸口陽葉さん、水本陽菜香さん(鹿児島・神村学園高等部)

受賞作品の詳細



受賞した作品は、各地域の特産品を使った独自のスイーツで、若い才能が光る作品群が揃いました。たとえば、大熊町賞の黒﨑翔太さんによる作品「Première rencontre」はキウイを中心に構成されており、その味わいの深さが高く評価されました。他にも、富岡町賞の「Tarte au passion Fukusima」、楢葉町賞の「サツマイモ・シブースト」、広野町賞の「Lumière」など、受賞者のアイデアが光る作品が揃っています。

副賞としてのスイーツ開発



最優秀賞に輝いた高校生たちは、審査員を務めたシェフと共に各町の特産品を使用した新たなスイーツを開発する副賞を受けました。この特別なスイーツは、来年2月に東京・代々木公園で行われる「ふくしまスイーツフェスティバル」で販売される予定です。

特別番組の放送



この決勝大会の模様は、9月27日(日)午後1時からBSフジにて特別番組として放送されます。高校生たちの情熱と創意に満ちたスイーツの数々を、ぜひご覧ください。

大会の開催意義



スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップは、東日本大震災からの復興を目指す重要なイベントです。地域の特産品の魅力を再発見し、その価値を広めることで、地元経済の活性化にもつながることが期待されます。高校生たちが切磋琢磨しながら、地域のために貢献できる場として、今後も続けられていくことでしょう。

公式ウェブサイト: スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ


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