クラウドiPad無人受付システム市場での「RECEPTIONIST」の成功
株式会社RECEPTIONISTが提供する「RECEPTIONIST」は、近年急激に拡大するクラウドiPad無人受付システム市場において、導入法人数と売上シェアで共にNo.1の座を獲得しました。このデータは、ミックITリポート2024年10月号に基づくもので、年平均成長率が35%という急成長を背景にしています。特に2024年度から2029年度にかけては、43.5%というさらなる成長が見込まれています。
クラウド受付システムの市場背景
この数年、企業の受付業務を取り巻く環境は大きく変化しています。少子高齢化に伴う労働力不足や、2019年に施行された「働き方改革関連法」が影響を与えています。さらに、2020年春の新型コロナウイルス感染症の流行により、人的リソースの省略や無人化が急速に進んでいます。これにより、業務の効率化やセキュリティ強化を求める声が強まり、企業受付システムのニーズは高まっています。
この傾向は今後も続くと予想され、特にハイブリッドワークやフリーアドレスの導入が進む中で、無人受付の必要性が増しています。これらの要因はまさに「RECEPTIONIST」の成功に直接寄与していると言えるでしょう。
「RECEPTIONIST」による受付業務のDX
クラウド受付システム「RECEPTIONIST」は、内線電話ではなく、iPadを用いて受付業務を行います。来訪者がiPadで担当者を呼び出し、その履歴は自動的に保存されます。これにより、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)が実現します。
「RECEPTIONIST」の特筆すべきポイントは、SlackやMicrosoft Teamsなど10種類以上のチャットツールとの連携が可能なことです。さらに、SMSやメールを利用して担当者を呼び出すこともできます。これにより、企業のニーズに合わせた柔軟な運用が実現しています。自動保存される来客履歴やQRコードを活用した受付機能は、外部・内部の業務効率化に大いに貢献します。
また、「調整アポ」や「予約ルームズ」と組み合わせることで、日程調整や会議室予約、来客受付、会議室管理といった業務をワンストップで効率化できる唯一のサービスとして注目されています。
今後の展望
IT製品のレビューサイト「ITreview」では、「RECEPTIONIST」が5年連続で最高評価を獲得しており、2023年の年間受付利用者数は約300万人に達しました。さらに、サービスの継続率は99.5%に上り、非常に高い数字を記録しています。この成功を受け、RECEPTIONISTは今後もクラウドiPad無人受付システム市場でのリーダーシップを維持する見込みであり、2021年度から2023年度にかけて導入企業数および売上においてシェアNo.1を獲得しています。
将来的には、サービス提供を通じて利用企業の業務効率化やデジタル化の推進をさらに強化し、業界全体の成長を支える存在であり続けることが期待されています。詳細については、公式サイトをご覧ください。
RECEPTIONISTの公式サイト
会社情報
株式会社RECEPTIONISTは、外部とのビジネスコミュニケーションが多く発生する「受付」に焦点を当て、主体的に業務に取り組む環境作りを支援するため、さまざまなサービスを提供しています。設立は2016年、今後もその活動は注目されるでしょう。