陶彩画新作展が東京渋谷で開催中
現在、東京・渋谷区のキャットストリートにて、有限会社草場一壽工房による陶彩画の新作展が開催されています。この展覧会は、2024年12月1日から12月8日までの期間で行われ、入場は無料です。会場は6142というスペースで、毎日10:00から18:00まで開かれています。
陶彩画とは、有田焼の伝統技術を基にした独自の芸術形式で、その美しい色彩と独特の輝きが特徴です。昨年も多くの来場者が訪れたこの場所では、伝統文化と現代アートの融合が見事に表現されています。特に、陶彩画は「いのちの輝き」や「本当の豊かさ」をテーマにして制作され、見る人々に深い感動を与えています。
今年の新作と特色
新作展の目玉として、特に注目を集めているのが「新 四天王」シリーズです。このシリーズは、従来の四天王のイメージを覆し、敵がいないという発想から生まれた女性神たちの姿を描いています。その中で『持国天』『広目天』『増長天』『多聞天』の4作品が展示されています。さらに、宇宙をテーマにした『銀河の夢』(龍)や『銀河の扉』(鳳凰)といった銀河シリーズも注目です。
また、新たに完成した陶彩画『四神』も見ることができ、これらの作品はアートファンや観光客から高い評価を受けています。会場内は三つのフロアからなり、自然光が陶彩画の美しさを一層引き立てています。
グッズの販売も
さらに、会場では新商品のキーホルダーが販売中。このキーホルダーは人気の龍作品をモチーフにしたもので、訪問記念の一品としてお土産にも最適です。
草場一壽のプロフィール
新作展を主催するのは佐賀県生まれの陶彩画作家、草場一壽氏です。彼は従来の有田焼の技術に革新をもたらし、十回以上の絵付けと窯入れを重ねることで、その色彩を具現化しました。1990年から創作活動を開始し、以来多くの全国展を開催してきました。
草場氏は、伝統技術を現代アートに昇華させ、多くの人々にその魅力を伝えています。また、保育園での教室活動なども行っており、絵本の出版もしています。彼の作品は、色彩の美しさだけでなく、そこに込められたメッセージにも注目です。
まとめ
この陶彩画新作展は、伝統的な技術を背景にした現代アートの新たな形を味わえる貴重な機会です。東京・渋谷の中心で、アートに触れ、心を豊かにする経験をぜひお求めください。会場へのアクセスも良好で、予約なしで入場できるため、気軽に訪れることが可能です。美しさと力強さを兼ね備えた陶彩画をお見逃しなく!