海士町のLINE活用法
2020-12-04 10:10:04
島根県海士町がファンと結ぶ新たなLINE公式アカウント
島根県海士町が挑戦する新たなコミュニケーション
島根県海士町が新たに開設したLINE公式アカウントは、町の名産品や観光情報を発信し、ファンとのつながりを深める画期的な取り組みです。このアカウントは、コロナ禍の特異な状況において少しでも町を支援したいという思いから生まれました。
コロナ禍が生んだ「まちのファン」
コロナウイルスの影響で、多くの地域が観光客の減少に悩まされています。海士町も例外ではなく、訪れることができない状況が続いていました。しかし、この試練は逆に新たな道を開くこととなりました。海士町ファンとの絆をより深めるため、12月4日からLINEでの情報発信を開始したのです。
LINE公式アカウントで広がる情報発信
海士町のLINE公式アカウントでは、アカウント名「海士町(LINE ID: @amacho)」で情報を発信します。このアカウントを友だち登録することで、島の魅力や観光情報、さらにはふるさと納税に関する情報も得られます。海士町を知ってもらうために、リッチメニューやチャットボットを活用し、訪れたことがある人も初めての人も気軽にアクセスできます。
アクセスも簡単、登録方法も多彩
友だち登録の方法も簡単で、LINEアプリを使って手軽にできるのが特徴です。
1. 友達追加からの登録: ホームの「友だち追加」画面から、ID検索で「@amacho」と入力。
2. リンクからの登録: 提供されたURLから直接登録。
3. QRコードからの登録: スマートフォンのQRコード読み取り機能を使って登録。
情報のリアルタイム取得
LINE公式アカウントを通じて情報をリアルタイムで得ることができるのが魅力です。島へのアクセス方法から観光スポット、さらには食事など、様々な情報がチャットボットを通じて提供されます。これにより、海士町と気軽にコミュニケーションが取れる環境が整います。
今後の展望と展開
未来的には、より細かいターゲットセグメントを設定し、性別や年齢に応じた情報配信が可能になります。特に、来年に予定されているイベントや町内のリニューアル情報など、様々な施策を通じて海士町を再訪してもらうための取り組みを進めていきます。
地域とのつながりを育むアプローチ
海士町では地域の歴史や文化を大切にしながら積極的に情報発信を行う方針です。また、LINEのリッチメニューのイラストは隠岐島前高校の卒業生である東瀬戸菜奈さんが手掛けており、地域との結びつきも強化されています。今後はオンラインイベントなどを通じ、ファンと共にこのアカウントを育てていく予定です。
会社紹介
この取り組みは、株式会社アローリンクが中心となって実施しています。2014年設立の同社は、ソーシャルデータバンク株式会社が提供するLINEマーケティングツール「Liny」を用いて、海士町の情報発信やサポートを行っています。今後も海士町との強固な連携を保ちながら、地域の魅力を発信していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社アローリンク
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区雲井通4-2-2マークラー神戸ビル4階
- 電話番号
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