プツマイスタージャパン、SORABITOの点検サービス導入で業務効率化を実現
最近、プツマイスタージャパン株式会社が、SORABITO株式会社が提供する「i-Rental 点検」を積極的に導入しました。この導入によって同社は、保守・レンタル事業における点検業務の効率化と管理精度の向上を達成しました。今回はその背景や具体的な効果について詳しくお伝えします。
導入の背景
プツマイスタージャパンでは以前、紙に記録した点検表をスキャンし、データを保存するといったアナログ的な運用が行われていました。この方法は、時間と手間がかかり、業務に必要なデータを迅速に取得することが難しい状況でした。加えて、点検結果を確認する際にはPDFを参照した後、さらに電話や現場訪問を要するため、効率性に限界を感じていました。
特に、2024年度からのコンクリートポンプ車レンタル事業の開始にあたり、迅速かつ正確な点検が求められるようになったことから、事務作業を削減し、コア業務に集中するために「i-Rental 点検」の導入を決定しました。
導入の効果
業務効率化と作業時間の削減
「i-Rental 点検」の導入後、プツマイスタージャパンでは点検業務にかかる時間が大幅に短縮されました。具体的には、以前は1ヶ月に12時間かかっていた点検業務が、たったの6時間に減少。この変化により、現場訪問後に行う事務作業もスマートフォンでその場で完了できるようになり、時間の有効活用が可能となりました。
ペーパーレス化とコスト削減
また、ペーパーレス化が進んだことで導入からわずか半年で約300枚の紙を削減。紙の管理が不要になったことで、コストの面でも効果を実感しています。
リアルタイムな情報共有による管理精度の向上
点検結果や不具合情報はクラウド上で一元管理されるため、管理者はPCやスマートフォンから即座に進捗を確認できるようになりました。これにより、電話や訪問といった従来の確認作業が不要となり、迅速かつ正確な対応が実現しています。点検完了時には通知機能が働き、情報が共有されることで管理業務の精度も大幅に向上しました。
「i-Rental 点検」について
「i-Rental 点検」とは、建設機械や各種車両の点検表をペーパーレス化するためのSaaS型サービスです。個別に点検結果や修理結果、写真を一括管理でき、点検業務に必要なあらゆる情報を効率的に管理することが可能です。
このサービスは、スマートフォン、タブレット、PCに対応しており、整備士だけでなく、管理者や営業担当者にも利用しやすい環境を提供します。点検結果の登録作業や履歴検索の効率化、情報のリアルタイム共有も実現しています。
まとめ
プツマイスタージャパンの「i-Rental 点検」の導入は、業務の効率化と情報管理の質向上に大きく寄与しています。このような先進的な取り組みは、建設業界全体のデジタル化を促し、今後の成長を支える要因となるでしょう。今後もこのようなサービスの導入がますます広まっていくことが期待されます。